検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:9,146 hit

【松風天馬】君に【イナGO】1 ページ6

雷門中2年3組、沙田A。私はサッカーが好きだ。見るのも、サッカーをすることも。しかし、所属は美術部だ。「そんなにサッカーが好きならサッカー部に戻れば?」と他のクラスにいる私と同じ部活の友達は言う。駄目なのだ。他のクラスの子は知らない。私のクラスの女子には暗黙のルールがある。

「は?何それ?」

そう言ったのは「サッカー部に戻れば?」と言った私の友達。彼女は呆れたように絵を描く手を止め私を見た。呆れるのもしょうがない私も聞いた時本当に呆れた。
私のクラスの女子にある暗黙のルールとは「サッカー部に入ってはいけない」だ。理由は簡単。私のクラスには学校一人気の男子、神童拓人がいる。その人に近づきすぎてはいけないから…だ。なんて面倒臭いのだろう。
一年の頃はマネージャーとして入っていたが、二年に上がってこのクラスになった時、クラスのリーダー格の女子に呼び出されて辞めさせられた。本当に辛かった。

「戻りたいけど…一回抜けた奴が戻ってくるなんて変だよ…。どんな顔すればいいか分かんないし、それに…」
「それに?」
「あの人たちに何されるか分からない。」
「…そう。…てか、Aまたあの子描いてるの?飽きないねぇ」
「飽きないよ。だってあの子あのサッカー部の中で一番輝いてる。毎日描いても飽きないよ。」

サッカー部を抜けた私の日課はサッカー部の活動が終わるまで美術室からサッカー部の練習を見て、その後河川敷や公園でサッカーをする。

学校をでで急ぎ足でジャージに着替えて河川敷へ向かう。午後18時を過ぎた河川敷は誰もいない。私はこれが好きだ。一人でするのは寂しいけど、それでも、サッカーができる。リフティングをして、ドリブルをしてそのままゴール。楽しい。体全身がサッカーを楽しんでいる。
また、さっきと同じようにドリブルをしてゴールを決めようとしたが、シュートがずれてしまい線をこえてしまった。

「…えっ」

取りに行こうとしたボールが何故か戻ってきた。
ボールが戻ってきたところを見ると、いつも絵に描いている子とサッカー部の子達(おそらく一年)が立っていた。

【松風天馬】君に【イナGO】2→←【風丸一郎太】笑顔【イナイレ】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:イナズマイレブン , 銀魂 , ヘタリア   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

打楽器屋(プロフ) - 光華さん» 嬉しいコメントありがとうございます! (2020年9月15日 8時) (レス) id: e2be3355c2 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 土方さん格好いい!!! (2020年9月13日 19時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
打楽器屋(プロフ) - 香織さん» こちらこそリクありがとうございました(*´ω`*)これからも続けて頑張ります! (2016年6月20日 22時) (レス) id: 87848b158f (このIDを非表示/違反報告)
香織 - やばい!可愛いよウァレリアヌス..罪だね←ありがとうございました! (2016年6月20日 19時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
香織 - ありがとうございます! (2016年6月18日 1時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:打楽器屋 | 作成日時:2016年6月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。