辛いに一本線＿4 ページ4
慧side
慧「病院内は静かにね、とくに大ちゃん」
………涼介、落ち込んでるよね…………
大貴も侑李も今回は止めるか、近場に遊びに行くだけにしようって言ってくれていたんだけど…………
良くなる気力になればと、旅行計画はその前日まで取り止めることはなかった。
大「それを言うなら侑李にだろ！？」
侑「ゆーりしずかにできるもんっ。だいきでしょ」
涼介が入院になって、予定がすっからかんな俺たちが起床して顔を合わせた第一声は、
“涼介に会いに行こう”
一夜、同じ屋根の下にいなかっただけなのに、みんな会いたくて仕方ないんだ。
旅行だって、行き先なんて本当は何処でも良かった。
家族が揃っていれば。
慧「そーだよねぇ？」
大「なんだよ、慧だって！」
慧「俺は立派な大人よ！？」
侑「はなしがしゅしゅまないなぁっ」
「おい、お前たち。廊下で騒いでいるんじゃないよ」
「「「ごめんなさい……」」」
鬼先生に見つかって怒られた俺たちは、お口にチャック。
………ここは病院。涼介の顔が見れるからってテンション上がって、出禁にされたら幽体離脱案件だ。
慧「涼ちゃん起きてるかな…？」
もしかしたら………自分のせいで、って………涼介のことだから絶対そう思ってしまっているだろう。
だからね、新しいプランも用意してきたんだ。
元気になったら………
慧「……………っ…！？」
大「入り口で止まんなっ、、…！」
なったら………みんなで…………
「……はッ………ｺﾞｯ…ﾌｭ、っ……！……」
喉の奥に指を突っ込まれたような感覚に陥る衝撃的な光景だった。
点滴台は侵入を拒むように倒れていて。
その先のベッドの上では胸の辺りを抑えて苦しそうにもがく涼介がいた。
慧「涼ちゃん、涼ちゃーん？……大ちゃん、急いで先生呼んできて」
大「お、おう……っ」
侑「けぇくん、これっ」
慧「ありがとう、涼ちゃん頭あげるよ？」
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夢莉(プロフ) - ももさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただくため、お時間いただきますがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (
レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ここさん» わぁ、楽しみにしてくださっているなんて……！ありがとうございます！頑張ります…！！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ピースさん» 何かを誤解…考えます！他のお話と融合するかもしれませんがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» そこ気になっていただいてありがとうございます(^^)お時間いただきますが、お待ちいただけると幸いです…！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 知念くんの保育園のお迎えに山田くんが行く予定でその途中に山田くんが体調を崩すみたいな話が読みたいです！難しいと思いますが、お願いします。頑張ってください、応援しています！ (2021年6月27日 20時) (レス) id: 2a431b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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