【青葉城西】狂った頭にメスを入れましょう【悪女主】

３８話 ページ41

〜次の日〜




潰す準備は昨日の夜にしておいた




まあ信用は既に地に落ちてるから潰すのはとっても簡単





切り札だって完璧




切り札は別に使わなくてもいいんだけど






やるなら徹底的にやらないと…ね？





あ、後それから朝練に春川さんを潰すのはやめといた





春川さんは朝練に来ても何もせずに媚び売ってるだけだし、動きのある放課後の方がやりやすいし





徹底的にやるなら放課後の方が都合がいい





それに朝は皆頭が回らなかったりするから…





低血圧気味のやつもいることだし




感情的になられたらきちんと潰せないじゃん




感情的になるのは私とヒロインさんだけで良い






朝練に来ない部員も居たりするし…






考えながら蛇口から流れ出る綺麗な水を眺める





美「おい、タオルとスポドリ」




あ、そういえばスポドリ作ってるんだった




私は瞬時に演技を始め、あらかじめ持ってきてたタオルと作ったスポドリを手渡した





『…ど、どうぞ…』




目線は下の方、無表情かつ怯え気味に…




春川さんはそんな私を見てニヤつき、タオルとスポドリをぶん取って歩いて行った





最初に比べて随分横暴になったよね





それは男たちが自分を見てくれてるからなのか、憧れの人たちとおしゃべりできるからなのか…






…それとも両方かな？






美「みなさん！お疲れ様でぇす！」





あはは、嬉しそうだね…なんてウキウキした笑顔なんだろう






その笑顔…









…早く壊したいなぁ♪







『………ねえ…ちょっといい？』

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