遠くの街としあわせと・・３(ＪＵMＰｘＪＵMＰ)街シリーズ(３)

＝らぶらぶ・１４＝ ページ14

「・・どきどきぃ？・・すきぃ・・？」




侑李のお胸の、とくん。とくん。は

好きの・・どきどきなの？

ちゅーしたいって想う、好きのきもち？





とくん。とくん。どきどき。とくん。






侑李は２人を、きょろきょろ見つめるの。



ままが、ぱぱに想うきもち。

いちゃいちゃ、らぶらぶで

ちゅっちゅしたくなっちゃうきもち。






＿＿＿なんだか・・どうしょう。

侑李、お胸のどきどき・・とまらないの。




侑李は、２人を見つめて言うの、いうのよ。


「ねぇえ、２人とも・・
　侑李のコト、ぎゅぅーってしてくれる？」



大ちゃんと圭人は、

２人、顔を見あわせて

なんだか、わたわた。そわそわ。


「ちょっっ、ゆ、侑李？！
　いーの？ぎゅーってしてっっ？！」


「侑李ちゃん、ど、どうしたのっ。急にっ？！」



「いーから・・ね？
　２人ともぉ・・ぎゅぅーして？・・ね？」



侑李はね、大ちゃんと圭人の目を見つめて

“ね？”って言うの。

目を、じっと見ていうのよ。


「ねぇ・・してみて？」





２人がコクリと頷いて

真ん中に座ってる侑李のコト

ぎゅぅぅぅって抱っこする。




侑李は、またお胸が、じゃんぷしちゃうの。



とくん。とくん。どきどき。とくん。


どきどき＿＿＿＿。





あぁ。ちがぅ・・。

さっき、じぃじとぎゅーした時とちがうの。

ちがう・・ちがう好きなの。

そうなの。そうなんだぁ。





侑李はね、お顔の近くにある２人を見てね

「ありがとっ。圭人、大ちゃん。」っていうの。



そしてね、２人の丸いほっぺにー

ちゅ。ちゅ。ってしたの。



「んふふ〜。」


侑李は、ニコニコうれしくてー笑っていたのに・・





圭人も大ちゃんもね、きゅうにバッて

侑李からはなれてね。



ちゅーしたほっぺ手で、ぎゅぅーてして

お口、ぱくぱく。・・お魚みたい。



２人は、侑李のコト見ないで言うの。

「おっ、お、おれ達、よ、用事・・
　用事あったんだっっ。な、な。圭人っっ。」


「う、う、うんっ。
　そ、そう。そうだったっ。か、帰らないとっ。
　ご、ごめんね、侑李ちゃん。帰るねっっ。」



＿＿って、ドタバタお片しして

バタバタって、ランドセル持って

帰っちゃったの・・・。





侑李、お目目、ぱちくりー。

侑李・・お部屋で、ぽつんっとひとりぃ。



「んー。」

・・侑李、ちゅーしたくなったの。

だから、２人にしちゃった。


「んふふ〜、ちゅぅ。しーちゃったっ。」

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