哀しいkiss 22 ページ39
小さな突起が、俺の舌の中で震える
「いゃぁー！」
叫び声のような嬌…声が、部屋に響き、同時に
身体ごと逃げたA
その身体を、腰に回した左手で鷲掴みして引き戻す
まだ…だ
逃がさない
「…ゃ、ぁ…ッ！」
「…いや、ッ…」
一度、口元から溢れた突起を再び、唇ではさみ取って、舌と上顎で押し潰していく
「…ん、ぁ…」
ちゅ、舌先を弾くと
その突起が小さく波打つ
「…や、…いゃ…ッ」
ちゅーっ、もっと強く吸い付くと
小さく痙攣を繰り返す
「…やぁ、ぁ…」
身体は、確かに感じてるのに
もぞもぞと、諦め悪く逃げようとする身体を
左手で捕まえて右手は、ソコを目視できるように開いた
「裕…ッ、や…ッ」
「嫌ッ」
髪を掴んでいたはずの細い指先は、行き場をなくしたように、白いシーツを握りしめてる
シーツに食い込む指先
筋張った白い細い指が、まるでAの身体
そのものみたいで、益々俺を煽っていく
裕「嫌じゃないでしょ？」
「…？」
裕「嫌じゃないはずだよ…」
「…何…」
裕「だって、ほら…」
小さな突起を口腔内から解放して
右手の親指と人差し指を大きく開いてソコを覗いた
「…！」
「…やッ！」
「見ないでッ！！」
再び俺の髪を掴んだ指先が、俺の顔をソコから
剥がそうとする
「嫌ッ！」
「見ないで！」
裕「なんで？」
裕「綺麗だよ…凄く…」
.
.
太輔だって…誰も見たことのない場所
Aの秘…所
裕「ねぇ、」
裕「さっきまで、淡いピンクだったのに…」
裕「今は…燃えるように赤い、そして…熱いよ」
「……裕太…」
裕「時々、ぶるっと震えて…」
裕「そして…」
「…？」
「！」
人差し指で、そこに流れ出し溢れた蜜を掬った
裕「ほら…」
てらてら光る蜜を纏った指先を
Aの目の前に差し出す
裕「身体は正直だよ…」
.
.
裕「気持ちいい…って…感じる、って…」
裕「蜜が溢れてるんだよ…」
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作者名：トウコ
| 作成日時：2019年5月25日 18時
