Love Story &yuta (ページ34)

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妄想ページ34

怪我をした時と同じように
食事のテーブルに突っ伏した彼女の身体を抱き上げた

だらんと身体から離れた腕
そして、俺に委ねられた身体
見つめるだけだったその顔が、俺の腕の中、胸に
もたれ掛かってる

裕「やっと…手に入れた…」

俺の腕の中…射程距離に…。

倒しておいたソファにその身体を大切に下ろすと
ちらっと、Tシャツが捲れてデニムとの間に細いウェストが、見え隠れする

やば、

唆るんですけど

.

.

むくむくと頭を擡げるオトコの欲
狂…気じみた妄想

.

.

このまま、全てを剥ぎ取って…
びっくりして、抵抗し、泣きわめく彼女を
無理矢理自分の物にしたら…どうなるんだろう

君は、大輔が初めてだったの？

大輔にどんな風に愛されるの？

どんな風に…啼….くの？

どんな風に、求めるの？

その細い腕は、どんな風に大輔の身体を包むの？

そして

君のナカは…どうなってるの？

.

.

確かめたい

確かめてみたい

自分の目で…耳で…身体で…

何も、知らずに眠る君

長い睫毛が揺れてる
短い髪は、ソファに広がり、前髪は乱れて可愛いオデコが見えてる
半開きになった唇からは、微かな呼吸音
白いTシャツ隠れた胸が、それに合わせて上下する
そして、Tシャツとデニムの間からチラチラ見える白いキャミソールも。
長い足は、太ももが重なり、まるで大事な所を守ってるみたい

そして…白い包帯の巻かれた右手首

その一つ一つを目に焼き付けるように…
舐めるように…見つめ、
ちらっとドアの鍵を確認して、俺は彼女の身体の上を跨いで膝立ちした

裕「始めてい？」

返事なんて貰える訳ないのに
眠ってるAちゃんに聞いた

裕「いいよ、って言って欲しかったな…」

裕「Aちゃん…」

裕「裕君…来て、って言って欲しかったな」

裕「裕君に愛されたい、って…」

裕「俺を見て…言って欲しかったよ」