大嫌い ページ22
裕「大輔？」
スマホケースを閉じた彼女に聞いた
「…ん、」
「連絡ないから、店長さんが大輔に電話はしたみたい…」
裕「そっか、じゃあ早く店長に連絡したら？」
大輔とのやりとりを見ていた俺は、
自分の嫉妬心を隠せなくなっていた
「……ここで？」
「家に帰してくれないの？」
もう、その質問には答えなかった
平静を装うことが出来なくなってた
裕「その為に車停めたんでしょ？」
.
.
.
薄い水の膜を張った君の瞳が、真っ直ぐ俺を見つめた
「…裕君…変わったね…」
？
.
.
「ちっちゃい時は…優しかったのに…」
「こんなこと…」
「こんな自分勝手なこと…」
裕「…！？」
「芸能界とかにいて…人気者になって…
だから…こんな、自分勝手な人になったんだね…」
裕「Aちゃ…」
違う…そんなつもりじゃない
「名前…呼ばないで…」
え…
「名前なんて呼ばないで…」
「もう、裕君…
ううん、玉森さんとは、知り合いでも何でもない」
「全然知らない、赤の他人だから」
「わがままで、自分勝手な自己中な人…」
.
.
「…嫌い…」
「大嫌い」
「貴方みたいな自分勝手な人…大嫌い！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トウコ
| 作成日時：2019年5月12日 16時
