拒絶 ページ48
「やだっ!!」
!?
「ダメっ!!」
勢いよく突き飛ばされた俺
怪我をしてるのに…
こんな力があったんだと驚く程の力
ぎゅ、って胸元を両手で掴み、
そして、ソファベットから起き上がったAちゃん
「ダメっ!!」
「…帰る…」
ベットサイドに立ち上がったAちゃん
どうして?
今の今まで…あんなに俺を欲してたのに
俺を好きになってたでしょ?
「…私には…」
「大輔がいるから…」
ふらつく足元
こめかみを押さえた細い指
「…私には…大輔がいるの…」
その瞳には、確かに俺への想いが溢れてる
俺を好きになり始めてるのは、間違いない
俺を愛し始めてるのは、間違いないのに
君は…
大輔を選ぶの?
道徳と…慈愛で、
理性の箍を外せないの?
「裕君…お願い…」
「もし…」
「本当に、私のことを好きだと思うなら…」
「好きになってくれたのなら…」
「このまま…」
「私を帰して…」
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作者名:トウコ | 作成日時:2019年5月12日 16時