検索窓
今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:116,531 hit

お姫様抱っこ ページ12

「きゃ、や!」



ひょいと、抱き上げられた彼女


軽っ、
このまま病院まで、運べそう



裕「ちゃんと捕まってて!」





俊「おい、玉!!」





宮田の声で、我に返り…そして、やっと状況を飲み込んだ





やべ…







すげぇ、人








ぶつかった時、地面に落ちた植物や籠の音と
彼女の声、俺の慌てた様子…
それらで俺達三人の周りには人集りが出来てた







まずい


俺と宮田の事がバレると…






「どうされました!?」

人混みを掻き分けて入って来たのは、昨日お世話に
なったこの店の店長さん



店長さんは、俺を見るなりすぐに大きく目を見開いた





「玉ッ!?」

裕「シッ!今は、病院が先です」





俺は、名前を呼ばれる前に立ち上がり
そして、彼女を抱き抱えたまま事務所へ歩き出した






裕「彼女、けがをしたんです…病院に運びます」






「!?」




裕「詳しくは事務所で…」




人集りを避け、出来るだけ顔が見えないように
真っ直ぐ事務所へ向かう
後ろから、おどおどしながらついてくる宮田






俊「玉…」







裕「大丈夫だ、まだバレてない…
早く付いて来い…」






幸い昨日のロケが放送されるのは、
一週間後

今日は俺達を知ってる人間はいなかったようだ







それよりも…


今は、この腕の中にいる人

Aちゃんを守りたい

病院→←迷わず…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
487人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , 玉森 , 藤ヶ谷   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トウコ | 作成日時:2019年5月12日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。