ただ…笑ってて。 (ページ37)

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忘れさせて

全てを…

私から…全てを…

私が犯…してしまった過ちを、全て消し去って…

涼…さ、ん

涼「好きだよ…」

私も…貴方が好き

涼さんが好き

チュ

落ちてくるキスが、私を温める

冷たく冷え切った身体を貴方の唇が溶かしていく

「…あ、」

「や…」

いつになく、執拗な貴方のキス

啄むような小鳥みたいなキスが

張り付いて離れない

「…あ、つ…い…」

貴方の息が…熱い

いつもの涼さんじゃないみたい

チュ

乳…房の尖端を唇が捉える

唇に挟まれて、小さな突起を舌先が弾く

や、だ

涼さん

いつもそんな事…しないのに

涼「気持ち…い？」

涼「こういうの好き？」

？

涼「やじゃない？」

「…涼さん？」

涼「したいようにしていい？」

え？

涼「今日のAはいつもと違う…」

！？

涼「だから俺も…いいかな？」

ぎゅ、

「あぅ…….ッ」

涼「こんなに歪な形になるんだ…知らなかった

いつも…いつも、そっとしかさわれなかった」

涼「知らなかった…よ、」

チュ

突起を噛んだ歯列

涼「強くしてもいいかな…」

涼…さ…ん

涼「いいよね、だってAが言ったんだから…

抱…いて、っていたんだから」

ジリッ

食い込んでいく、歯列

「や、いたい…」

涼「感じるでしょ？」

涼「本当は好きなんじゃないの？」

？

涼「本当は…」

.

.

涼「俺に嘘、ついてないよね？」

?

涼「調べなきゃ…今日は…」

涼「嘘ついてないか、調べなきゃ…」