苺は、私。６ ページ5
「お願い、し…ます…」
そう言うだけで
ナカが、ギュ、って痛んで…
じわっと熱くなる…
お願い、シて
初めて、裕太に愛された日
その日は、優しい普通のせ、くすだった
でも、次に会った時
あのコト言われたの…
最初は、お願いだった…出来たら、ね？って
でも、その日帰る時には
絶対して、って言われて…
や、って
恥ずかしいからいや、って言ったら
俺に抱か…れたくないの？って
冷たい目をして言われたの
怖かった…
初めて、男の人が怖いと思った
だって、裕太のその言葉は半ば、命.令で
そのまま車に乗せられて連れてかれたから…
嫌だった
怖かった
泣いちゃダメって
我慢しても…我慢しても、涙が溢れた
そしたら…
その日
裕太が、凄く凄く優しくしてくれたの
流れる涙を指先で拭いて
ちゅ、ちゅ、って…涙が乾くまでキスをくれて
あ、そこも…愛してくれたの
ガラス細工を扱うように
優しく、丁寧に…
ごめんね、って謝って
ありがと、って微笑んで
大好きだよ、って
最高だよ、って
俺の一番だよ
俺の一番になれるよ、って
言って…たくさん沢山愛してくれたの
その時
彼が、言ったの…
ここ、好きでしょ？、って
こういうトコはね、ほら…起きて…、って
半身起こされて
彼の目の前に立たされたの…
ちっちゃいのが、コンプレックスだった
横になると目立つ気がして、やだった
でも、これなら…
愛してあげるよ…
そう言うと…その綺麗な細くて白い指で
二つの隆起を包んだの
「可愛い…」
「ちっちゃくて…」
「これくらいが好き…」
最初は、気を使ってるのかな、って
思ったけど…
でも、凄く嬉しそうにソレを包んで
それから…ゆっくり愛で始めたの
「裕…？」
そんなに見られたら…恥ずかしいよ
何を、見てるの
そんなに、優しい瞳で…
.
.
「イ…かせたげようか…」
？
「今日、俺のお願い聞いてくれたから…
ここだけで、イ…かせたげるよ…」
それ…
どういうこと
「このまま、ずっと見てようか…
それとも…」
…！
「…ッ、あ…」
ぎゅ、掴まれて歪に変形した乳…房
「指先で？」
「それとも…」
「こっちかな…」
ぴ、ちゃ
熱い舌先が、尖端を弾いた
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作者名：トウコ
| 作成日時：2018年9月29日 15時
