苺は、私。34 ページ38
裕太side
サラサラと髪が滑り落ちて
俺の肌をくすぐる
Aが、俺を愛してくれてる…
大事に大事にしてきたA
その気持ちがどこにあるのか図れなくて
不安になる時もあった
今までのどの子より、大切にして
無理なんて言ったことない
いつもAの気持ちを一番にしてきた
そんなAが、俺を愛してる
足の間にチョコンと座って
身体を屈めて…
キャミから白い膨らみチラチラ見せて
サラサラの髪揺らして
ヤバ
マジで…
気持ち良すぎ…
そっと啄ばんだり
吸い付いたり
小さな子猫の舌で、ペロ
ペロリ…舐…めたり
今度は…
え？
それは…
「ッ…」
ちょ、
無理ッ…
ソフトクリームしか食べたことのない
そのちっちい口が、俺を咥…えようとしてる…
「A…！？」
無理…でしょ？
「…ん、」
苦しそうに眉をひそめたA
「…ん、ぐ…」
ほら、全然入らない
白くて綺麗な指が、僕ちゃんを支えてる
ビ.ンビ…ンのカチカチちゃん
いつもの倍くらいじゃない？
無理でしょ
「…ん、」
でもさ…
その顔がさ…俺に火をつけるのよ
苦しそうな顔
切ない顔
半開きの口
泣かしたい、って思うのよ
俺…
…
…
どうする、俺？
優しく"もういいよ"って言って
その身体を抱きしめる
そしたら、俺は…王子様でいられる
今まで通り、アイドルでいられる
それとも
このまま…
この欲のまま
Aの口の中に僕ちゃんを押し込む？
俺は
どうする？
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作者名：トウコ
| 作成日時：2018年9月29日 15時
