xLunaSx ＊俺の彼女 短いお話集46＊

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これじゃ

あの日と同じ




全てを懺悔したA


そして

それを拒絶した俺





あの日と同じじゃないか…







裕「A？」





裕「開けるよ？」






…






…






「…裕…」





ほら

やっぱり…



そうだよな







裕「ごめん…」






脱衣場の隅

小さく座り込んでるA






泣いてるよね…？





泣いてる…







泣かせたのは…

間違いなく、俺






裕「ごめん、A…」







「…大丈夫…」






「泣いて…ない……」







「今、コンタクト取ろうとして…」







「落として…」






「泣いてない…」






「泣いてなんか…な…い…ッ…」







！？






「裕…！？」



座り込んだAに手を伸ばす






裕「一緒に入ろ？お風呂…」






「え？」








裕「一緒に…」





「でも…」






裕「俺の大事な人…Aと入りたい…」






裕「てか、離れたくない」






…！！




ぎゅ、抱きしめた身体






裕「大好きだよ…」





「裕…ッ…」






裕「Aは、俺のもの…」






裕「俺だけのものだよ、ずっと…」






「…いいの？…私で…」






「私は…」






「私は……ッ…」






裕「何も言わなくていい…

何にも…」






もう、終わった事は忘れよう

忘れるんだ







そして





裕「ただ、ここにいてくれれば…

それでいい…」






裕「それだけでいいんだ…」

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