xLunaSx 60 ページ32
この部屋に来て初めて赤らんだ頬
真っ白なピローケースに包まれた
その頬を両手で包んだ
?
いつもは、
思わず、手を引っ込めてしまうくらい冷たいのに
今日は、僅かに温かみを感じる
裕「今日は…どうしたの?」
裕「昼間、暑かったからかな?」
でも
熱があるとは、聞いてない…
裕「もしかして…俺の告白聞いて照れてる?」
ふ…
そんな訳ない、そう思いながらも
微かな望みに賭けてみる
そろそろ…目を覚ましてよ…
裕「A…?」
裕「いつまで、眠ってるの?」
裕「起きてよ…」
裕「起きて…?
俺の気持ち…聞いたでしょ?」
裕「愛してる…、って…」
裕「どんな事があっても、別れないって…」
裕「ずっと、Aの側にいる、って…」
裕「ねぇ?」
起きて…
起きて…A
起きろよ…
A?
頬をホールドしたまま
いつものように、唇を重ねた
優しい重ねるだけのキス
裕「起きて…」
ちゅ
裕「起きてよ…」
ちゅ
裕「起きろ、ってば…」
ちゅ
高まっていく気持ち
いつもなら、これ以上はAの体に
負担だからとやめてきたこと
でも
何故だか…今日は止まらない
止められない
裕「いい加減、起きてよ…」
裕「A?」
角度を変えて
重ねるキスは…次第に長く深くなっていく
下唇を、はさみ取り
舌先で弾いて
久しぶりの感触を確かめる
我慢できない
裕「ねぇ、いい?」
返事なんて貰える訳ないのに
鼻先でつぶやく
裕「我慢出来ないや…」
裕「A…」
ちゅ
ちゅ
君が…欲しい
白いシーツに包まれた身体に
覆い被さり、キスを繰り返す
もっと…
もっと…深く
もっと…激しく
無理矢理こじ開けた唇
そして、反応のない舌先に
自分のソレを絡める
目を覚まして
俺を愛してよ…
俺に返してよ
ねぇ…A
ぴ…ちゃ
ぴ…ちゃ
静寂の中に響き渡るリップ音
およそ、この空間に似つかわしくない隠…微な音
男と
オンナが、愛し合う音
大丈夫?とか、苦しくない?とか
Aを思いやることさえ出来ないくらいに
熱くなった身体
ねぇ、A
Aも…そうなんじゃないの?
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トウコ(プロフ) - れいさん» お話読んで下さって、ありがとうございます。あまり詳しくないのに…、ごめんなさい。良かったら、これからもお付き合いくださいね(*´-`) (2018年7月25日 18時) (レス) id: db3d934a77 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - いえいえ、なんか、すみません(^^;。いつも更新を楽しみにしてます。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: 3f760a8e6c (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - れいさん» 教えて下さってありがとうございます。訂正いたしました。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: db3d934a77 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 除細動の適応は、VT 、 VF 、 AF 、AFL かな。 (2018年7月25日 17時) (レス) id: 3f760a8e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年7月21日 10時