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xLunaSx 44 ページ16

先に病院に着いたのは、俺の方だった





引っ切りなしに

救急車が訪れる救急外来






その横

ICU





そこに横たわるのは





誰?


あれが…A?








顔中を白い包帯で巻かれ、つけられた酸素マスク

手には点滴

足は…



周りでは、医師や看護師が

手を休める間も無く、動き回ってる






その様子からA状態が良くないのは

一目瞭然







命が危険な状態なのは

手に取るようだ








太「連絡頂いたものです…」








『あ、と…』







太「藤ヶ谷です…」






『ご家族では…?』







太「家族は…」




太「旦那が、もうすぐ来ます…」






そうだ

こんな時も、求められるのは

俺じゃない、と突きつけられる






Aの側にいていいのは…

夫である…玉







丁度、その時だった

玉が、外来の入り口に現れたのは。






太「来ました」







一人の女性に

夫と、もう一人の男







しかも





『トラックの運転手さんの話では

車道にふらふらと…でも、迷いなく

入り込んで来たみたいです…』









太「それ、って」







『おそらく、自…殺ではないかと…』







玉が、顔を両手で覆う




裕「俺のせいだ…」







太「?」







『医師から説明があります、近くに…』






見れば、分かる


その顔…その身体…







『非常に厳しい状況です…』








『救急車内で、一度呼吸が停止しました

心拍も…弱く、不安定です…』








『お会いさせたい方がいたら、

直ぐに呼んでください』









































裕「実家に連絡してくる…

その間…Aを頼む…」








裕「絶対、死なさないで…」







裕「絶対…」








裕「俺…、全部俺のせいだから…」








裕「俺が…」








裕「Aを追い詰めたんだ…」

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設定タグ:キスマイ , 玉森 , 藤ヶ谷   
作品ジャンル:恋愛
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トウコ(プロフ) - れいさん» お話読んで下さって、ありがとうございます。あまり詳しくないのに…、ごめんなさい。良かったら、これからもお付き合いくださいね(*´-`) (2018年7月25日 18時) (レス) id: db3d934a77 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - いえいえ、なんか、すみません(^^;。いつも更新を楽しみにしてます。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: 3f760a8e6c (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - れいさん» 教えて下さってありがとうございます。訂正いたしました。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: db3d934a77 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 除細動の適応は、VT 、 VF 、 AF 、AFL かな。 (2018年7月25日 17時) (レス) id: 3f760a8e6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トウコ | 作成日時:2018年7月21日 10時

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