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あの日は、

無理矢理貴方に連れて来られたログハウス




裕「気をつけて…」



あの日、貴方に引っ張っられて

足を擦りむいた石畳






今日は、貴方が手を引いてくれる







裕「足元…」







裕「大丈夫?」







「ん、」





今日は、あの日みたいにハイヒールじゃないし

何より…貴方が優しいから

ゆっくり歩ける








裕「大事な身体だからな…」






「…?」







裕「また、ケガして泣かれたらたまんない…」






「玉森さん…?」







裕「泣くのは….」






裕「違う時…」







「?」



それ….どういうこと?







裕「ふふ…」


嬉しそうな含み笑い…








裕「さ、入ろう?」









パチッ




玄関が開いて、灯りがついて


あの日の光景が浮かぶ上がる








あの日、二人で朝食を食べたテーブル


貴方に抱きしめられたベッド


突然、入ってきたバスルーム








裕「やっと二人になれた…」






繋いだ手を引き寄せられ

玉森さんの胸に包まれた私








裕「逢いたかった…ずっと…」







裕「ここから、帰って別れてから」








裕「ずっとずーっと逢いたかった」








「玉森さん…」






裕「Aちゃんに…」






















裕「好きだから…」







…?







裕「君が好きだから…」






「でも…」





裕「君を好きになっちゃったから…」








裕「桜智よりも…」





!?






「玉…森さん…」







裕「俺は….君を好きになってしまった…

桜智よりも…」







裕「桜智といても…いつも、いつも

君のことを、考えてた…」







裕「桜智は…君の代わりだった…」






私の代わり?







裕「逢えない君の代わり…愛し合えない君の代わり

Aちゃんの身代わりだった…」








「……」







裕「酷いやつだと思う?

君の大切な親友を裏切って…最低だと思う?」





「………」







裕「Aちゃん?」







裕「俺って…最低?」























裕「嫌い?」




















「ううん…」




















「嫌いじゃない…」







嫌いだったら、こんなトコについて来ない




裕「?」




「嫌いなんかじゃない…」





裕「好き?」





好き?


この感情は…好き?







わからないけど




離れたくない


側にいたい


もっと…触れて欲しい


キスして欲しい…







キス…したい…

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作者名:トウコ | 作成日時:2018年5月26日 6時

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