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裕太side


裕「でも…可愛い…」




さりげなく浮かした腰は、

ストッキングを脱…がしやすいようにだよね






ここでスるの、まんざらでもないんでしょ?





桜智の甘い香りと

俺の柑橘系の香りが混じり合い…

短いスカートは、ズルズルと

ウェストまでたくし上がってる…







今日の下…着は…

黒…か…




しかも…ラインが出ないように

T…バック









裕「やら…し….」




今までは、桜智のこういうトコ、全てが

俺を唆る材料だったし、

仕事柄…こういうファッションが普通なのに

どうして

今日はこうもあざとく見えてしまうんだろう…







裕「全部…計算づく?」






桜智「え?」







裕「俺が、喜ぶだろう…って?」






桜智「ちが…ッ」



赤裸々に見透かされた彼女自身の想いは

ただただ

俺に愛され続けたい、って

ただその為だけの桜智なりの努力って

わかってるのに…




今日の俺は…本当に意地悪だ







裕「見え見えだよ…」








桜智「違….うッ…」
















裕「すぐに出来そうなミニスカートに

すぐに触れるカットソー…

アソコも…胸も、触ってくださいって言わんばかり

じゃん…」








桜智「ちが……ッ……」






桜智「ち…が…ッ…」



























桜智「….ッ…」





赤い綺麗なネイルが、キッチンの光に反射して

桜智の口元を覆った







桜智「….…ッ…く…ッ…」






俺の腕の中で、小刻みに揺れ始めた肩








桜智「ちが……ッ…」






肩に触れたピアスも、揺れてる






裕「ごめ…ん…」




裕「泣かすつもりはなかった…」






明るくて、サバサバして…

そんな桜智の初めての涙だった







裕「ごめん…」





ソコから抜き取った濡、れた手で、そのまま

その細いウェストを引き寄せると、

その指先に桜智の涙が落ちた









裕「言い過ぎた…」








裕「今日の俺…どうかしてるわ…」







原因は、わかってる

はっきりわかってる…



彼女…Aちゃんのせいだ…

片時も、俺の頭から離れない、彼女のせい…






裕「本当にごめん…」






そう言って、もう一度その震える身体を抱きしめた



俺を想って、泣く桜智

可愛い俺の恋人




裕「許して…」








そう、乞いながらも

俺は、桜智を振り向かせ…そして

その俺が映ってるはずの瞳をみつめながら

彼女を抱きしめた

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作者名:トウコ | 作成日時:2018年5月26日 6時

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