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鍵をかけて

服を脱…ぎ、下着を外す




シャワーを浴びて…

さっぱりしたい…





海の香りがついたこの髪も…

玉森さんの香りを纏ったこの身体も…






熱いシャワーを浴びて

身体についた飛沫をバスタオルで拭き取り…

髪をまとめたその時だった。





ガチャ、ガチャ




…?





え…






嘘…







!?







慌てて持ってたバスタオルで身体を隠した

「……どうして?」




「鍵…かけたのに…」


確かに鍵をしたし、何度も確認した






裕「あ、これね…笑」





裕「向こうから開けられるんだー」





…?






裕「ほら、こういう時使えるじゃん♪」





…嘘でしょ?

鍵が出来る、って言ったのに…

















裕「いー眺め」





裕「いい感じ…」





裕「結構、好みかも…笑」





舐めるように、足先から頭へと

視線を送る玉森さん





裕「足…長いね…それに、綺麗…」






裕「鎖骨も…綺麗…」






裕「その水が滴るうなじとか最高…」






「玉森…さん…」





「あの…出て行って…」





裕「出てく?」




裕「どこを?」





「勿論…ここです、ここから出てって…」





「私…まだ着替えてない…」






裕「着替えしなくて良くない?


どうせ…笑、脱…ぐんだし…」





「?」





裕「スルんだよ?これから〜笑

どうせ脱…ぐじゃん?」





「何…言ってるんですか?」






裕「んーでもな、着てるのを脱がすのもー

捨てがたいよね…」





裕「どっちがいいかなー」





一人悪戯っぽく笑い、

私が怯えてるのを楽しんでる…





この人は…やっぱり悪魔






裕「泣かしたいな、やっぱり…」





…?





裕「俺をこんなに待たせたんだもん

他のオンナなら…出会ってすぐだもんね…」






裕「桜智なんて、1時間で堕…ちたなー

簡単過ぎて覚えてないや…笑」





裕「その点、君は…」





裕「俺の秘密の部屋まで来て

俺を、俺のベッドから追い出し、

朝まで一人ぐっすり眠って…

俺を焦らしに焦らした…」






裕「確かに俺の記憶に残ってるよ…」





裕「だから…」





!?




「嫌ッ!」





ニヤっと笑った悪魔






裕「そのまま来いよ!」




ぎゅッと胸元で掴んでたバスタオルを

力いっぱい引っ張られて

反対の手で腕を掴まれる






裕「来いっ!」






裕「このまま、抱…いてやる…」




裕「お前を抱…いてやる!」

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作者名:トウコ | 作成日時:2018年5月26日 6時

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