紗々 10 ページ48
太輔side
太「A?」
少しは、顔見せてよ
俺…向こうの壁しか見えないんだけど
太「A?」
「ん?」
太「顔、見たいなー」
「やだ」
即答ー
赤いから?
耳まで、赤いから?
太「大好きな産毛ちゃん、見たいなー」
「お風呂出たらね」
いや、今みたいでしょ?
その汗ばんだオデコと一緒に…
太「A…」
「恥ずかしいから、やだ」
「こんなカッコ…動物みたい」
いやいや、人間だって動物でしょ?
「それに…」
あ、気づいちゃった?もしかして…
当たってる、って
薄いタオル越しに、Aのアソコに
"俺ちゃん"当たってるの気づいた?
元気になっちゃってるしねー
「へんたい」
可愛いAちゃんから、今日三回目の
"へんたい"、でましたー
ひど、傷つくんだけど
太「触ってよ…」
言ってみた…
四回目のへんたい、くるかな?
「や…」
「恥ずかしいよ…」
やっと顔を上げたA
「恥ずかしいの…」
「ごめんね…太ちゃん…」
「本当にごめんね」
Aは、ほんとに嫌な訳じゃない
本当に純粋に恥ずかしがり屋なだけ…
シてあげたい、
シなきゃ…そうは思ってるんだけど
理性が邪魔をする…
まだ、Aは
理性の箍を外した事がない…
まぁ、始まりが始まりだったから
仕方ない
他の子みたいに
せ、くすが、自由なのをAに求めてる
訳じゃない
太「いいよ、無理しないで…」
太「このままで十分だよ…」
太「このままで…」
君の可愛い産毛を
こんな近くで見れるんだから…
俺は、これで十分…幸せ
ただ、君が
俺の側に居てくれれば
それで….幸せだよ
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時