紗々 7 ページ45
太輔side
太「お疲れ…」
「?」
太「疲れただろ?」
「…ううん、全然…」
「とっても、楽しかった…」
太「笑…そう言うと思った…」
「…?」
太「Aは…ほんとに自然体だな…」
ポンポン
腕の中にいる愛しい人の頭を撫でる
Aは、
必要以上に神経質になったり
力が入ったり…
悲しんだり…怒ったり…
そんな事しない
いつも、穏やかで自然体
何があっても、それをしなやかに受け流し
いつもの自分でいる
儚げで、一見弱そうなのに
実は、凄く強い
本人は…
そんな事全然気づいてないけど
「太ちゃん?」
首を傾げて、一度だけ瞬きをして
俺を見上げる
鎖骨の上を、糸のようなネックレスが滑り落ちる
俺の大好きな仕草
「どうしたの?」
太「んー?」
そんなAが大好きだよ
どんなに言葉を、重ねても足りないくらいに…
君が好き、大好き
太「何でもない…」
君を失ったら
俺は…生きていけない
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時