幸せの裏側 ページ38
なるべく明るく
そう思っていても…
あの光景を思い出すだけで…
胸が苦しく…
涙がこぼれそうだった…
でも、きっと…裕太やファンの皆の方が…
そう思って…
我慢した…
教授の民宿についたのは…
深夜…だった…
少しだけ…歳をとった教授が…
いつもと同じ
穏やかな笑顔で…迎える…
二人の表情を確認すると…
「ゆっくり…
何もかも忘れて…休みなさい…
風呂に入ると…疲れが取れる…」と
前にきた時と同じことを言って
席を外した…
私「…ゆう…ちゃん…
お風呂…入ろ……ね…？」
裕太は…メンタルが強い方じゃない…
今までも…
何かあると…すぐに食べれなくなり…
ダウンした…
その裕太が…あの状況に耐えられる訳がない…
私「…ゆう…」
もう一度…声をかけて…浴室に連れていく…
私「…ライブ…お疲れ様…
疲れたね…明日から…ゆっくりしよ…」
玉「…うん…」
湯船の中で…
小さくなる裕太を
後ろから…ぎゅと抱き締めた…
私「…裕太…一緒に…頑張ろ…」
玉「…うん…」
やっと…目に光が戻り…
振り向いて…私を…抱き締めた…
その夜は…
なかなか眠れない裕太を…
そっと…抱きしめて…
髪をなでた…
うとうとしては…目を覚まして…
私の手を握り…
寝返りをしては…
身体を引っ張り…
やっと…眠りについたのは…
明け方…だった…
寝顔を覗き込むと…
うっすら…睫毛が濡れてる…
私達の…選択は…間違ってた…？
裕太を苦しめる事になるのでは…
発表して…まだ…１日もたってないに…
後悔しそうになる…
涙が…溢れて…
でも、泣けなくて…
また…口元を押さえて…声を圧し殺した…
私が…いなくなった時も…
こうだったんだろうか…
それを…北山さんやメンバーが…
泣いちゃだめ…
裕太を…支えなきゃ…
裕太が目を覚ました時に…
寝顔を見れるように…
裕太と向き合うようにして…
布団に横になった…
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トウコ(プロフ) - あさひイカさん» 今、ふりかえっていてコメントに気づきました。温かいコメントありがとうございます。随分前ですが…あのとき…とても悲しい気持ちだったのを思い出しました。もう、私の作品みてらっしゃないかもしれませんが、心から感謝致します。 (2017年8月20日 16時) (
レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
あさひイカ(プロフ) - ゆぅかりさん» それは全世界のトウコさんを敵に回してしまう発言なのですよ？暴言控えましょう。 (2017年4月19日 17時) (レス) id: 48fb0c0552 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最初の頃から読ませて頂いてます。密かな毎日の楽しみです…（笑）もうそろそろお話も終わりですかね？そう思うと寂しいです。毎日の更新大変かと思いますが応援してます。 (2015年8月4日 11時) (レス) id: c136faf601 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅかり(プロフ) - なんかこの小説名前変えられるとこあんのに作者の名前「トウコ」って名前が主人公の名前になってて面白くない。名前のセンスない。 (2015年8月2日 11時) (レス) id: f98d793181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トウコ
| 作成日時：2015年8月1日 5時
