俺の彼女 ＊短いお話集＊ 29

悲恋 &Ｔ34 ページ45

彼女side


戸惑う貴方も可愛い





いつも

貴方に言われるままで

従順な私が

こんな風に

貴方を愛するから…






戸惑いと

不安と

期待をその瞳に映してる貴方が

堪らなく可愛い…








私は

この部屋に入った時から

違うのに…





いつもの

私とは違うのに…








貴方に言われて

ここに来て

貴方に言われるまま

愛されてる私とは違う…









裕「お願い…もう…無理…」








裕「早く…」






裕「早く…愛して…」






弱気な言葉とは裏腹に

貴方の指先は

私の髪を掴んで離さない






早く

ソレを

咥…えろ…と

言わんばかりに…








「もう…我慢出来ないの？」









裕「だから…」





さっきから

何度も…そう言ってる？









ぎゅと

握りしめられた髪






貴方の

あの細くて綺麗な指先が

オトコになる瞬間









裕「早く…シろ…」







髪ごと

後ろに仰け反らされて

私の顔を

自分に向ける…







裕太のオトコの顔




私に命…令する…冷ややかな目







やっと

見たかった裕太の顔になった…









それが

私の身体を熱くして





じわッと

私の中心が熱くなる…









裕「やれよ…」







もっと

言って…







裕「言われたように…」





もっと

髪を掴んで







裕「咥…えろ…」








…！








…!





あ、

ん…ッ…







ソコに

押し付けられた私の唇





そそり立つ

裕太の…自身







裕「シて…」




裕「気持ち良くシて…」








い、よ…




私だって


もう我慢出来ないから






貴方の言う通り





裕太を

愛してあげる…






裕太の


全てを…






…






…







裕「Aも…」







裕「シてあげるから…」








「…え…」








裕「おいで…」








…？







ゆっくり

でも

力強く

裕太の腕に導かれて


私の身体は

回転していく








裕「下…着…取って…」







裕「Aの事も愛してあげるから…」







裕「Aのアソコも…

いっぱい愛してあげるから…」





私の事も愛してくれる…？






恥ずかしいよ…




だってこれ



6


9



だよね…





そんな事


夫の宏光だけじゃなく

今まで

付き合った人ともシた事ない







裕「シた事ないの？」





その言い方が、

貴方が過去にも

それをシた事を匂わせる…








貴方は

他の誰かにも

こんな事…したの？

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