Brotherーその始まりー &F24 ページ50
太輔side
「ほんとは…泣きたかった…
泣き叫びたかった…私から…太輔をとらないで
…私の宝物をとらないで…って」
太「名前)…ッ…」
「でも…出来なかった…私じゃ…
太輔の子どもを産めないから…
太輔を幸せに出来ないから…ッ…」
「諦めたの…今までみたいに…」
「太輔の事も…いつもと同じように…ッ…」
…
…
…
「だから…平気…だよ…」
太「…?」
「諦めるのには…慣れてる…」
「今日で…太輔の事も…ッ……」
「忘れ…る……ッ…」
「忘れる…から…ッ…」
何度こうして…泣いたんだろう…
細い身体を…小さく屈めて…肩を震わせて…
何度…諦めて来たんだろう…
彼女は…
何も…悪くないのに…
「太輔…先に…帰って…」
太「…?」
「診察…あるでしょ?」
「私は……後で…いい…から…」
声が震えてる…
俺が…君を置いてく訳ないだろ?
ほんとは…俺だって…ずっと君を想ってた。
太「このまま…帰れる訳ないだろ…」
「…?」
太「帰れる訳ない…
さっき…言っただろ?…最後までスル…って」
太「Aが、嫌って言っても
俺が…満足するまで…何度も…って」
「…太輔…」
太「続きを…しよ…A…
君を最後まで愛したい…愛したいよ…」
太「これから先も…ずっと…」
太「君を愛する…」
「…太輔…ッ…」
太「神様に…罰せられてもいい…
世界中を敵に回しても…蔑まれてもいい…」
太「二人で…地獄に落ちよう…」
「太輔……ッ…」
…
…
それから…俺たちは
互いを求め、愛し合った…
互いの身体が溶けてしまいそうなくらいに
熱く…激しく…
何度も…何度も…互いの身体を求め
互いの名前を呼び…もう息も出来ないくらいに。
このまま…
死んでしまっても構わない…そう思いながら…
太「もう…離さない…」
太「絶対に…」
「太輔…ッ……」
乱れ始めた呼吸…
肩も胸も…大きく上下してる…
「ハァ…ハァ………ッ…」
太「A…大丈夫?」
「離……さない…で……ずっと…」
「どんな罰も受けるから…」
「貴方の側にいたい…」
「最期の…時…まで……ッ…」
「一緒に…いて…」
『Brother』とのリンクは
これでおしまいです。
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トウコ(プロフ) - 鈴彩さん» ニカちゃんについてお勉強しなくちゃー(笑)その日まで…良かったらお付き合い下さいね(*´∀`) (2017年8月21日 17時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
鈴彩(プロフ) - 嬉しい...トウコさんのニカちゃんが見れるなんて...(笑)いつまでも待ち続けます(笑)更新頑張ってくださいね! (2017年8月21日 15時) (レス) id: 13fb6487b6 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - 鈴彩さん» 初めまして?かな。温かいコメントありがとうございます♪ニカちゃん担さんなのに読んで下さって、喜んで頂いてるの伝わって来て…幸せな気持ちです(///∇///)ニカちゃん私が、描いてもいいなら…いつか描いてみたいです。良かったらお待ちくださいませ_(..)_♪ (2017年8月19日 17時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
鈴彩(プロフ) - こんにちは(*´ω`*)ノ))いつも楽しく読ませてもらってます。もうキュンキュンしすぎてキュン死寸前です(笑)これからも頑張ってください!にか担なのに玉ちゃんの物語に涙してしまうことが多いです(笑)時間があれば舞祭組も...お願いします(笑) (2017年8月19日 16時) (レス) id: 13fb6487b6 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - さ−ちゃんさん» こんばんは…いつもいつもありがとうございます(*´∀`)゛みちゅ゛って書きたかっただけー(笑)みっくんだとついつい甘えたくなって(笑)もし、良かったらこれからも、よろしくお願いいたします* (2017年7月26日 19時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トウコ | 作成日時:2017年7月7日 13時