雪のように白く…冷たく…儚く。&T 3

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裕太side

ガヤを呼び出したのは

青山にある料理屋…





個室があって

静かで


メンバーとも


プライベートでも


よく使う…








＊





太「何…？」








太「快気祝いなら…皆でやったろ？」







…





…







裕「ガヤ…色々ありがとね…」







裕「入院中…」







裕「ずっと来てくれてた…って…
看護師さんが言ってた…」







太「………」









裕「忙しいのに…」








太「当たり前だろ？」







太「仲間…なんだから…」







一杯目のアルコール…



ビールで

二人…グラスを合わせた…








裕「感謝しかない…」







裕「ガヤには…」







…






…






裕「って…俺が言うと思う？」





…





…







太「…玉…？」








裕「分かるでしょ…」






裕「言ってる意味…」







…




…







太「思い出したのか？」







ガヤは

勘がいい…





それとも

ニカが、喋ったのか？








太「思ったより…」







太「早かったな…」







裕「教えて…」








裕「全部…」







裕「知ってること…」







…







…






…








太「思い出したんなら…」




太「聞かなくてもいいだろ？」









裕「……」









太「聞きたい…って事は…」








太「思い出してないんだろ？」







裕「……」









太「一番…知りたい事…
思い出してないんだろ？」








…






…








太「彼女の事…」







裕「…！」









太「あの日…
お前が目覚めた時に側にいた…
彼女の事…知りたいんだろ？」








…







…







…








…








裕「ガヤ…頼む…」







裕「知ってるなら…教えて…」







裕「彼女の事…」









太「……」









裕「俺が…死のうとしたのは…」






裕「彼女のせいなんだろ？」








太「玉…その事…」









太「事故の事…思い出したのか？」








裕「……」









裕「教えて…」








裕「俺と…彼女に何があったの？」








裕「彼女は…誰なの？」








裕「どこにいて…何をしてるの？」









裕「お願い…ガヤ…」







裕「教えて…」






…







…







…







裕「教えて…下さい…」







裕「お願い…します…」

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