俺の彼女 ＊短いお話集＊ 26

涙。&K*6 ページ7

宏光side


宏「…ブラも…」





宏「取ってよ…自分で…」







おそらくは

゛初めて゛の君なのに







どうして

俺は…

こんな風に言ってしまうんだろう…






例え…ダミーだと思っていても

それを告げずに




君を…





彼女…君のお母さんの雫さんの

代わりにして…


抱き締めれば…


君を悲しませる事もなく


俺の…身体の欲も

満たされるのに…









でも…代わりに…

俺の雫さんへの恋心は…

決して…

叶う事のない…恋…になってしまう…








それでも

俺は…いいのか…



雫さんへの想いより

今、目の前にある君の身体を


彼女のダミーとして愛して

欲を満たす方がいいのか…








俺は…



どうしたら…









「先生、意地悪…ッ…」








「私…」






「初めて…なんだよ…」









「お願い…だから…」








「優しくして…」








「ね…？」



ひゃっ…とする程冷たい指先が

俺の手を取り上げる…









「触って…」






「柔らかい…よ…」





掴んだ指先が導いたのは

君の乳…房…









ぎゅ…ッ…と

ラベンダー色のブラの上から

押さえつけられた君の乳…房…





ただ、それだけで



じわっ…と熱くなってしまう


俺の身体の中心…







「力…入れて…」








「そのまま…ぎゅ…って…」









「先生の手で…」






「お願い…ッ…」




重ねられた冷たい指先が

俺の指先を

その肉片に食い込ませる…





君の…乳…房に…








俺に…掴まれて変型した乳…房…




ラベンダー色のブラから

マシュマロみたいにはみ出した乳…房は


柔らかくて…


でも

更に指先に力を込めると…



じんわり…押し返してくる…









「あ、………んッ…」





思わず…

手がすくむような


艶っぽい鳴き声…



のけ反る首筋も…

やけに色っぽい…






「先生…もっと…」








「もっと…強く…揉…んで…」






小さい頃から

見てきた可愛い…子どもの


その…桜貝みたいな唇から


溢れた言葉…


俺を…求める女の…欲…





゛揉…んで…゛









君は




いつのまに



そんな事…覚えたの…？




そんな事…


言うようになったの？








俺が

自制心をなくすほど



俺を煽るような



大人の…女になったの？

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