俺の彼女 ＊短いお話集＊ 26

獲物ソノ１ ページ50

「や……！」





絶対だぞ…って

あんだけ言ったのに…






俺は…獣か…(笑)






「やだッ…！」







『嫌…じゃないだろ！？』








「やだッ…やだ…こんなトコで…」




確かに…

ここは…部屋に入って10�…(笑)









「優しく…して…」




また、そんな可愛い事言う…






その言葉は…

今までに何度も聞いた言葉のはずなのに






は…

なんで…花ちゃんは

特別…何だろ…









『花ちゃん…』








「……？」







『あ…名前…』





『花ちゃん……じゃ………ないよね？』









「…(笑)…はい…」









『名前…教えて…』









『君の名は…？』

映画のタイトルか…(笑)









「A………です…」







『Aちゃん…か…可愛い名前…』






名前まで…可愛い…








『こっち…おいで…』








差し出した手に…君の指先が触れる…




『ベット…行こ…』








「あ…あの…私…シャワー…」





いやいや…今さら…いいから…

もう待てないから…








『そんなん、いらない…』







真っ白な君の身体を…早く堪能したい…







早く…ッ…







…！







…！！








「あ、あの………や…ッ…」






「ひゃあ…！」









「や…やん…ッ……！」








キスを落とす度に…

その白い身体が揺れ、可愛い鳴き声が溢れる…








吸い付くような…白い肌…


福やかな胸…



長い手足…




そして…淡い茂み…









「お願い…優しくして…」




分かってるって…

さっきから…優しくしてるでしょ？







「痛く…しないで…」






ん…痛くは…しないけど

激しいかも…



結構…焦らされてるし…






「初めて…なの…」








うん…うん…分かってるって…


初めてなんだよね…








…！！！







って…初めて…？


今…初めて…って言った？









「お願いです、優しくして下さい…」








『初めて…………だから？』









「はい…」







「引きました…か…？」








いや普通は…引くでしょ…



いや…引かない…

引かないけど…びっくりしてる…





びっくりしてるけど…


凄く…嬉しい…(笑)








『すげ…嬉しい…』







『益々…欲しくなった…(笑)…』







「………」








『優しくするよ…』





「ん…」






『これから…ずっと…』








「…？」






『俺の…彼女…だから…」

END

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