俺の彼女＊短いお話集＊21

幼馴染みの彼女 after 48 ページ18

太輔side




無性に腹が立った…






ルンルンで


スキップしてきて…




鼻歌まで歌ってたAちゃんが





あいつらに





あいつら二人に…



抱かれたなんて…








ほんとは



嫌…だったんだろ？






ほんとは


無理矢理…だったんだろ？







君が

あの二人に愛されてる姿が

目に浮かぶ…






『嫌…』って泣きながら

拒んでるのに…




あいつらが無理矢理…






二人で…



この可愛い…身体を…









太「嘘…だろ？」






「…？」








太「ほんとは…嫌だったんだろ？」







「…ちが…」







太「無理矢理だったんだろ？」







「違う…」







「違うよ…」





「無理矢理なんかじゃない…」








太「いいよ…」






太「わかってる…」







太「何も…言わなくていい…」







「違う…って…藤ヶ谷君…」








太「おいで…」







太「教えてあげる…」







太「ほんとの…s…ex…」







太「ほんとに…愛のあるs…ex…」







「藤ヶ谷…君…」






太「愛してあげる…」







昨日と同じ…

図書室の一番奥…



１メートル四方の…死角…








太「俺のキス…好きだろ…」






藤ヶ谷君のキス…？





あの甘いキス…？





唇に

交互に…吸い付くあのキス…？






太「好きだろ？」






太「昨日…すげ…感じてたじゃん…」






太「そうでしょ？」







…





…






「…ん…」








太「今も…して欲しいでしょ？」







…





…






太「あの二人のキスじゃ…

足りないんだろ…？」





「……」







太「確かめてみよ？」








太「ね？」







太「ほんとに…」






太「気持ちいい…キス…」





太「ほんとに…気持ちいい…」






「s……ex…？」







太「そう…」







太「俺が…」







太「Aの一番だよ…」







太「それを…教えてあげる…」

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