君は誰の。after story byT ページ25
彼女side
「貴女なんか…」
「貴女なんか…最低…!!!」
…
…
…
「もう…近づかないで…」
「玉森さんに…」
「近づかないで!!」
砂里「どうして…?」
…!?
砂里「彼は…裕太は…私を愛してるわ…」
砂里「私なしじゃ…」
砂里「きっと…生きてけない…」
砂里「生きていけないのよ?」
「そんな事ない…」
「そんな事ないッ!」
「彼は…貴女がいなくても生きてけるわ…」
砂里「そう…かしら…」
砂里「私が…いなくなったら…」
砂里「誰が…裕太を支えるの?」
砂里「誰が…裕太を愛してくれるの?」
砂里「仕事もない…
身体だって自由に動かない…
あんな裕太を、誰が支えるの?」
「………」
砂里「ほら…」
砂里「誰も…いないでしょ…」
砂里「裕太は…」
砂里「私がいないと…
一人ぼっちになっちゃうのよ…」
「………」
砂里「Aさん?」
「私が…」
砂里「…?」
「彼を…支えます…」
砂里「貴女が?」
砂里「そんなの…無理に決まってる…
裕太は、普通の身体じゃ…ないのよ…」
砂里「貴女が…一番良く分かってるでしょ?」
「それでも…」
「それでも…私が…」
「彼を支えます…」
「必ず…」
「必ず…支えて…幸せにしてみせる…」
…
…
…
空を
見つめていた砂里さんが
初めて…
私の瞳を見つめる…
砂里「ほんとに…?」
「ええ…」
砂里「約束…出来る?」
「出来ます…」
砂里「…じゃ…」
砂里「お手並み…拝見…」
*
その時の
砂里さんの笑い顔…
あの時は…
いかにも…二人の男性の間を行き来した…
悪い女の微笑に見えたけど…
あの後…すぐに
危篤状態になって…
静かに…息を引き取った…って聞いた時…
もしかしたら
あれは、玉森さんを
私に託す為の…
最後の…演技だったんじゃないかと…
砂里「裕太は…弱い人なの…」
砂里「一人じゃ…生きてけない…」
砂里「愛してあげて…」
砂里「ただ…一人…裕太だけを…
愛してくれる人が…必要…なの…」
彼女が…最後に…
月に向かって呟いたその言葉が…
彼女の…本音だったのかもしれない…
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トウコ(プロフ) - ゆなつさん» こちらこそ…です。それだけ…気持ちに余裕がない…って事ですね…私の方が反省ですm(__)mゆなつさんはちっとも悪くないです!!(笑)お陰様さまで、頑張れてるんですから…(*´∀`)FNSを楽しみに頑張りましょう♪ではでは…失礼します(*´-`) (2016年12月7日 8時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
ゆなつ(プロフ) - そうなんですね。お話、変じゃないですよ!私の言い方が悪かったですね。反省しています。これから気をつけますm(__)m この時期、色々大変ですよね。お身体、気をつけてくださいね。何回もお返事すみません。ありがとうございます_(..)_ (2016年12月7日 8時) (レス) id: 9be4ebf298 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - ゆなつさん» そうですか(*´∀`)最近、気持ちに余裕がなくて…お話も…ダメな気がして。やっぱりどこか変だったかな、ってメソメソしてました(*´-`)いつも、温かく見守って下さってありがとうございます…感謝…感謝ですm(__)m (2016年12月7日 8時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
ゆなつ(プロフ) - あっ、自分のコメントがです!「そして」が二回もあるので変かな・・・と。すみませんm(__)m (2016年12月7日 8時) (レス) id: 9be4ebf298 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - ゆなつさん» どこ? (2016年12月7日 8時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トウコ | 作成日時:2016年11月25日 5時