林檎×さくらんぼ another story

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空side


海「大丈夫…？」







「ん…」







乱れた髪と



服を直し…






もう一度…唇を重ねる…







「お兄ちゃんは…」







海「…？」







「いい…の？」






離れていた身体を



ゆっくり




重ねて…






私の…溶けたばかりのソコ…と




まだ




熱く…硬く…


熱を持ったままの






お兄ちゃんのソコ…を重ねる…








「お兄ちゃんは…」








「このままで…」








「いい…の？」







ただ



重ねるだけで







また



熱く…






熱を帯びてしまうソコ…









「お兄ちゃん…ッ…」








海「…空…」








海「…ッ…」








海「止めて…」







お兄ちゃん…




お兄ちゃんは…





満たされてないでしょ…








それでも…





いいの？









海「…空…ッ…」








海「ダメ…だって…」







…







…








…








「でも…ッ…」








海「…ほら…離れて…」








海「ね？」







「………」







海「…空…ッ…てば…」







「………」






海「…！？」








「お兄ちゃんは…」





「こゆ…時…我慢出来るんだね…」







海「…？」







「私は…我慢なんて…出来ない…」








「出来ないの…」








「我慢出来ないくらい…」






「好きなの！！」







「お兄ちゃんが…大好きなの！！」







海「…空…」







「我慢出来るなんて…」






「お兄ちゃんは空…の事…」







「空みたいにいっぱい好きじゃないんだよ…」









「いっぱい…好きじゃないんだよッ…！！」








…ッ…








…ん…っく








…ッ…









お兄ちゃんが

折角…優しくしてくれたのに…







折角…



イ…かしてくれたのに…







満たしてくれたのに…






それでも足りなくて






求めても…






求めても…




足りなくて…






満たされる事のない私の身体と心…







「お兄……ちゃ…ん…」








「お兄ちゃん…ッ…」







…






…







…







…








海「分かったよ…」








海「分かった…」







分かった…って


どうゆう…事…？






私を抱き締めたまま…



耳元でお兄ちゃんが呟く…








海「ホテル…行こ…」








「…！？」







海「ホテルに…行こう…」







海「そこで…」







海「空が…満足するまで…」





海「愛してあげる…」

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