忘れ去られた日々。 ページ9
太輔side
雨を避けるように
駆け込んだ…店内…。
照明は落とされ…
奥の調合室だけに…灯りが残る…
栞は…
もう…
意識は戻ったんだろうか…
あれから…
もう…一時間近く経ってる…
もしかして…
まだ…
…
…
コン…
…
コン…
…
栞を刺激しないように…
ゆっくり…
小さめのノックを2回した…
…
…
…?
…!?
返事のない部屋を覗くと
ブラインド越しに
玉が…見える…
玉…一人…って…
まさか…
まだ…
倒れた…まま…
意識が戻らないんじゃ…
カチャ…!
ドアの向こうの返事を待てずに
扉を開いた…
…
…
裕「…ガ…ヤ…」
明らか…動揺してる玉…
そして
空っぽの部屋…
一緒に…
部屋にいるはずの栞は…?
部屋にいるはずの栞が…いない…
どうゆう…
事…?
まさか…
また…俺の前から…
姿を…消したの?
嘘…だろ…
…
…
まだ…
何も…話してない…
何も…聞いてない…
よく…
顔だって…
見てない…のに…。
太「玉…ッ…!栞は?」
太「栞は…どこ行ったんだよ…!?」
太「何で…栞いないの…!?」
玉に詰め寄り…
その…胸ぐらを掴む…
太「…頼むって言ったろ…!!」
太「あんな身体で…」
太「どこ…行ったんだよ…!?」
太「玉…ッ…!!」
返事も…
胸ぐらを掴んだ手を
払おうともしない玉に
ますます
イライラして
怒りにも似た感情が込み上げて
次第に
声が大きくなる…
太「玉…」
太「栞は…」
太「栞は…どこに…行ったの…?」
太「…栞はどこ行ったんだよッ…!!」
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トウコ(プロフ) - きぃさん» おはようございます(笑)?お話…楽しんで頂けましたか?嬉しいお言葉ありがとうございます…凄く…凄く…嬉しいです(*´∀`)これからもどうぞよろしくお願いいたします…m(__)m (2016年6月26日 5時) (レス) id: 0b94b02e8e (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 私もトウコさんのお話が1番大好きで、何度も読み返してます!読み返しすぎて……今…夜中の一時です!(笑)でもまだこれから読み返します!(笑) (2016年6月26日 0時) (レス) id: 3704dc92db (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - ありささん» 全部…だなんて…嬉しすぎます(;o;)S…好きなんですね(笑)…分かりますぅ♪明日から短編集にUPするお話は…弱り玉なんですけど…(笑)こちらも私は大好物♪結局…玉森君は全部…好きなようです(笑)これからも良かったら読んで下さい、ありがとうございました(*´∀`) (2016年6月14日 20時) (レス) id: 0b94b02e8e (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - トウコさん(^^)♪ お疲れさまでした!好きな作品、全部好きなんですけど!笑 トウコさんファンなんでヽ(;▽;)ノ!!笑 短編集だと、玉さんのDrな彼とか♪Sなお玉さんにやられっぱなしです*\(^o^)/* (2016年6月14日 20時) (レス) id: c4d13eb6fe (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - さ−ちゃんさん» いつもコメントありがとうございます。お忙しかったんですね…そんな中…読んで頂いて本当に感謝しかありません。実は私も…長編が精神的に辛くて(笑)…お話作りを楽しめなくなってしまって…。こんな私ですが…良かったらこれからもお付き合い下さい(*^^*) (2016年6月14日 13時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トウコ | 作成日時:2016年6月1日 4時