懐古。4 ページ16
太輔side
゛太ちゃん゛
あの頃と変わらない響き…
懐かしい…響き…
幸せで…
切なくて…
胸が苦しくなるような…響き…
何年も…
何年も…
聞いてなかったのに…
呼ばれてなかったのに…
まるで
つい昨日も…
そう…
栞が呼んだかのような錯覚を起こす…
太「…栞…」
栞…
君は…
俺の…大事な…人…だった…
他の誰も変われない…
君は…
俺の…
栞「…ごめんなさい…」
栞「やっぱり…覚えて…ない…
…本当に…ごめんなさい…」
栞「藤ヶ谷…さん…」
…
突きつけられた現実…
゛藤ヶ谷…さん…゛
忘れられた…
二人の過去…
そして…
俺…。
…
…
…
太「…(笑)…」
太「随分…昔の話…だから…」
太「…気にしないで…」
栞「本当に…ごめんなさいね…」
太「…大丈夫…(笑)」
栞「お詫びに…」
…
…
栞「今度…香水…プレゼントします…」
太「…香水…?」
栞「…嫌いじゃ…ないですよね…
今も…つけて…」
太「…ん…」
栞「…お好み…とか…ありますか?
裕太も…作りたいって言ってたから…
できたら…
裕太に…お渡し…しますね…」
…
…
太「…店に…行っても…いい…ですか?」
栞「…?」
太「…凄く…興味…あるんです…」
栞「そうなんですね…
それなら…是非…お店にいらして下さい…」
栞「私…も…嬉しいです…」
はにかんだように…
首を傾けて…微笑む…
太「…暫く…忙しいんですけど…
絶対…
絶対…行きます…から…」
栞「…(笑)…無理…しないで…」
栞「来れそうな時に…ご連絡下さい…」
太「…連絡…先…」
栞「…あ…ちょっとお待ち下さい…」
栞「これ…」
鞄の中から…
名刺を差し出した栞…
゛香りの店 T& ○○栞 ゛
そして…店と…スマホの電話番号 アドレス
太「…電話…しても…いいの?」
栞「…?」
(笑)
栞「勿論…です…お待ちしてます…。」
一度…切れた君と俺の糸…
君から切られた糸が…
再び…
繋がった…瞬間だった…。
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トウコ(プロフ) - きぃさん» おはようございます(笑)?お話…楽しんで頂けましたか?嬉しいお言葉ありがとうございます…凄く…凄く…嬉しいです(*´∀`)これからもどうぞよろしくお願いいたします…m(__)m (2016年6月26日 5時) (レス) id: 0b94b02e8e (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 私もトウコさんのお話が1番大好きで、何度も読み返してます!読み返しすぎて……今…夜中の一時です!(笑)でもまだこれから読み返します!(笑) (2016年6月26日 0時) (レス) id: 3704dc92db (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - ありささん» 全部…だなんて…嬉しすぎます(;o;)S…好きなんですね(笑)…分かりますぅ♪明日から短編集にUPするお話は…弱り玉なんですけど…(笑)こちらも私は大好物♪結局…玉森君は全部…好きなようです(笑)これからも良かったら読んで下さい、ありがとうございました(*´∀`) (2016年6月14日 20時) (レス) id: 0b94b02e8e (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - トウコさん(^^)♪ お疲れさまでした!好きな作品、全部好きなんですけど!笑 トウコさんファンなんでヽ(;▽;)ノ!!笑 短編集だと、玉さんのDrな彼とか♪Sなお玉さんにやられっぱなしです*\(^o^)/* (2016年6月14日 20時) (レス) id: c4d13eb6fe (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - さ−ちゃんさん» いつもコメントありがとうございます。お忙しかったんですね…そんな中…読んで頂いて本当に感謝しかありません。実は私も…長編が精神的に辛くて(笑)…お話作りを楽しめなくなってしまって…。こんな私ですが…良かったらこれからもお付き合い下さい(*^^*) (2016年6月14日 13時) (レス) id: 3c1bc43480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トウコ | 作成日時:2016年6月1日 4時