2番目。

あいすくりーむ　99 ページ9

裕「A！！」


病室に駆け込むと、いつもの看護師さんとAが
目を合わせて笑ってた





そうなって欲しいと、何度も想像した光景だ





ほんとは、俺の目の前で目を覚まして
欲しかったけど







目覚めたのは、ガヤがいる時だった






ガヤはやっぱり、Aを好きだったのか









ガヤが、俺に内緒でAの所に通ってるのは薄々
気づいてた


例の記事も、ガヤの言動も全部を辻褄合わせすれば
ガヤのAへの気持ちは、容易に想像出来た






ガヤは、Aを好きだったんだろう








だから…

Aにあの下着を買った




ガヤ好みの紺色の下着

ガヤの好みだと知った時のAの様子も
おかしかった、そして、それを捨てに行って
写真を撮られてた








でも、もういいの？

諦めたの？






俺を呼んだって事は、
もうAの事は、諦めたんだよね？

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