あいすくりーむ 97 ページ7
太輔side
太「玉に連絡するよ？いい？」
「……！」
太「君が目を覚ますのを、ずっと待ってる…」
太「ずっと待ってたんだ…」
太「いいよね？」
.
.
.
「……はい、」
彼女のその返事を待って、看護師さんを呼んだ
.
.
.
太「幸せになってね、A」
「……」
太「今はまだ、不安だと思うけど…
大丈夫、二人なら超えていける…」
「…そう、かな…」
太「あぁ、俺が保証する…」
.
.
太「だから、もう二度とこんな事しないで…」
俺も、今日この時で君を諦めるから
すぐには無理だと思うけど、忘れる努力をするから
「…は、い…」
.
.
.
『Aさん！！』
入って来たのは、いつも彼女を見ていた看護師さんだった
『玉森さんに、連絡しなきゃ！』
言った直後に気まずそうに俺を見た
太「大丈夫、俺は玉に頼まれて来てただけなんで」
『そう…なんですか？』
太「はい」
『ですよね、あの記事はデマですよね？』
どうやら、彼女は玉の味方らしい
太「そうなんですよ、あぁ言うのは、嘘ばっかりで」
『そうなんですね、、、』
『なら、よかったです』
『玉森さん、ずっと辛そうだったから…』
『良かった…』
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作者名：トウコ
| 作成日時：2020年6月21日 6時
