幻夢（仮題）短編集 3 (ページ9)

今日:16 hit、昨日:23 hit、合計:23,950 hit

あいすくりーむ　49 ページ9

太「玉…でしょ？」

「はいッ！」

って、にこにこ笑顔だけど….大丈夫？

玉、怒ってんじゃないの？

太「Aちゃん？」

「はい、何ですか？」

悪びれないね、、、

何か、本当に不思議な子だなぁ

相変わらず…

.

.

玉から、彼女が出来た、って聞いた時は

ふーん、って感じだった

どうせ、遊びでしょ？って？

俺ら、生活不規則だし
めっちゃ、監視厳しいし
タッキー体制になってからは、やっぱ
タッキーに迷惑かけたくないし

だから

マジな彼女なんて、無理なんだ

まぁ、

歌も、ドラマも、お芝居も面白くなってきて
それどころじゃないしね

それなのに

玉ったら

二言目には… Aちゃん

三言目も、Aちゃん

次も、その次も… Aちゃん

ったく、

頭おかしいんじゃねーの、って感じだった。

実際に、この子Aちゃんに逢うまでは。

でもな、本当…この子のペースに引き込まれちゃう
んだよ、この俺も。

太「本当に大丈夫？玉…」

玉を、傷つけるような事はしたくない

「大丈夫ですって！」

コロコロ笑ってる

「…疲れてるはずなんです、"おじさん"だから」

ぷ…

おじさんって酷くない？

太「俺は、玉より更に"おじさん"ですけど？」

「藤ヶ谷さんは～今日は、元気でしょ？」

"今日は"って…何？

笑

まぁ、君より10歳以上年上だしね

体力は、ないかもね

「裕太は、今日は特にお疲れです♡」

ふふって含み笑い

何、それ
意味深

？

てか、あれ？

身体にあちこち…内出血？

それ、って…

もしかして…キス…マーク？

.

.

.

なるほどね

そう言うことね

そりゃ、玉、お疲れだわ

(๑˃̵ᴗ˂̵)