幻夢（仮題）短編集 3

あいすくりーむ　73 ページ33

どういうこと？


意味わかんないだけど






その時だった

スマホが鳴った






？

ガヤ、だ






太「ごめん、今、電話大丈夫？」





裕「あ、俺もさ、今…電話しようと思ってた…」






太「Aちゃんは？帰ってる？」





裕「あぁ、ガヤのことが、SNSに上がってたから
迎えに行った。今はウチにいる…」






太「そか、良かった…」






裕「こっちこそ…ごめんな」





太「え？」




裕「Aが、ガヤのこと引っ張り回したみたいで
こんな事になって…」






太「いや、……」






裕「洋服？買ってくれようとしたのに…
嫌だって、言って泣いちゃった、って…」





太「…そ、れで？」






裕「？」




太「それ…だけ？」





裕「あぁ、泣いて出てったから、藤ヶ谷さんに
迷惑かけた、って言ってた…」





裕「それだけ」






.






.




.







太「そ、っか…良かった…」




裕「は？良かった？」




太「あ、いや。玉が迎えに来てくれたなら良かった、ってこと」






裕「そういうことね、」






太「今は？大丈夫？側にいるの？」






裕「いや、…シャワー中」






.






.






.







裕「あ、まだ、シてないよ
やらしいこと考えたでしょーー」





太「何、言って…」






裕「マネージャーさんとか、大丈夫だった？
Aの事、何て言ったの？」





太「別れようと思ってる彼女だ、って
店で喧嘩したから、変な噂が出た、って言っといた…
玉の彼女とは、言ってないから。」






裕「そか、分かった…」






.






.






.







裕「あとさ、、、」





太「？」





裕「何…あれ…」






太「ん？」









裕「下着…」









.






.







.






裕「あれさ、ガヤの好みだよね…」







裕「どういうこと？」

あいすくりーむ　74→←あいすくりーむ　72

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す