幻夢（仮題）短編集 3

あいすくりーむ　62 ページ22

「…私が？」





裕「大丈夫…、後ろ姿だった…」








裕「それで、店が分かったから…迎えに来た。
取り敢えず、車に乗ろう…」





裕「ファンが、集まって来る…」





そうだ、前にも
裕太が、原宿にいた、って嘘のSNSが上がって
大変な事になった





今度は、藤ヶ谷さん
しかも、写真と店の名前が分かってる






.






.






「…裕太…」

さっきまでとは、違う不安が沸き起こってくる

藤ヶ谷さん、大丈夫かな…




裕「大丈夫だ、ガヤなら…うまく、逃げ出せる…
マネージャーも向かってるから」





裕「それより…帰ろう、家に…ね？」





.





.






裕太を頼っちゃいけないのに

そんな資格ないのに





「…ん、ッ」


やっぱり…私には裕太しか居ない






.






.






.





裕太…

助けて…

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