幻夢（仮題）短編集 2

あいすくりーむ　5 ページ14

体育座りした膝の上に、大事そうにアイスのカップを
乗せて笑うA


「…うふっ」


幸せそうだなぁ





「…食べてい？」





裕「…勿論だよ」



寧ろ、さっさと食べちゃって^_^

いいコトしようよ





「これはねぇ、ベリーソースをそおっと…」


スプーンで、ゆっくり掬うと


あむっ





「んーーーー、まっ」(๑˃̵ᴗ˂̵)



なんて、幸せそうな顔するの

蕩けそう





「…おいちーーー」(*´ー｀*)







ほっぺ落ちそうだよ






裕「美味しい？」





「ん、っ！」(╹◡╹)♡





こりゃ、もう、あいすくりーむ食べさせておけば
オールオッケーだな＿φ(￣ー￣ )





ほんと、子供みたい

無邪気だなぁ






.






.






あと、ちょいだな

もうすぐ、食べ終わるね






？





裕「どした、A？」





「…あと一口…」






裕「ん、美味しかった？」






「…やだ、」




？




「…やだぁ！」

体育座りの足をバタバタさせてるA



何？美味しくなかったの？
あんなに、嬉しそうだったのに…
嫌だったの？








「なくなっちゃう…」





だね、
もう、食べ終わるね






「…やだぁ」


そか、なくなるのが嫌なのね

しょうがないね



「おかわり」





は….い？


今、何て？






「おかわりしていい？」







「チョコ系も、食べたかった…」






何言って…






裕「でもさ、お腹壊すよ？」



それに、さっき太ったって気にしてたよね？




「大丈夫！お腹は丈夫！！」(￣^￣)



何、胸張ってんの

いや、そうじゃなくて








裕「二つは、食べすぎだと思うよ？」







「………」(¬_¬)





わぁ、怖い顔





裕「明日、また食べていいから…」






「….…ケチ」


だから、ケチじゃないから





「裕太のいじわる」




意地悪でもないから





「だいっきらい！」





はぁ⤵⤵

なんでそうなるかな



俺、何にも悪くないよね？

(T . T)

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