雫。3 & 短編(12/11〜)

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今日…
やっとその罪から解放される


勿論….罪は消えることは、ないけど





それでも…


一番大切な人、愛してる人…裕太を

一番近くにいて苦しめてる自分から解放される






.








.







「…もう、…」





「…決めた事なの…」






.






.






ピン！

スマホが光った





？



「…桃果からだわ、二次会始まったみたい…」

仲の良かった友達に囲まれて幸せそうに
微笑んでる桃果




その隣には、新郎の幼なじみの海君


芸能人の娘
そんな事を気にする前から、桃香の側にいた海君

ずっと側にいて、ずっと桃果を見てきた人の元に
桃果は嫁いだ








「…幸せそう…」






「…桃果…凄く幸せそう…」







本当のこと話さなくて良かった

話していたら、どうなっていたんだろう


マスコミが嗅ぎつけたかも知れない

全てが…
今ある幸せまでもが…全てなくなってだかも知れない








「…良かった…」







「…もう…安心だね…」







海君なら…小さい時から知ってる
優しくて誠実な人

桃果をきっと幸せにしてくれる






.






.








「…もう、何一つ迷いはないわ…」







「私以外のみんなが…」







「…幸せになれる…」






.







.






「…桃果も…陸も…」







「…そして」







.






.







「…私の…一番大切な人…」







「…裕太…、貴方も」

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