贖罪 2

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太輔side




乾杯ー♪


渉の料理を囲んで、それぞれがグラスを掲げた






「横尾さん、お料理ありがとうございます」




渉とAが喋ってる


「美味しそう…」



二人は、俺がAと付き合ってた頃に
青山のグリーンショップで逢ったことがある




人見知りなAが
玉の次に、気持ちを許せたメンバーだった






「…これ、どうやって作んですか？」





渉「これはねーー」




二人並んで、色鮮やかな大皿の一品の話をしてる



料理上手なAなら、
すぐにマスター出来るよね…







そして、残りのメンバーは

また、桃果ちゃんの話




俺が、足先しか見てない桃果ちゃんの話







色白で、人形みたいに可愛い桃果ちゃん




玉とAの子








こないだラジオで
玉が家族でサーフィンしてた話してたけど
…桃果ちゃんとも行くのかな






いや、Aがサーフィンってないか

心配しそうだし、桃果ちゃん女の子だからな






サーフィンはないな







裕「…まぁ、出来たらね」


？









やば、また考え事してた




二「えー、Aさんがサーフィン？」



千「それはないでしょ？」






裕「やるよね、A？」







「…え？」



渉と話し込んでたAが戸惑ってる







裕「サーフィン」







「…サーフィン？」






裕「やるよね、桃果も一緒に…」






「…でも、…」









二「Aちゃんって、日焼けのイメージないね…」


千「高原とか、草原とか〜」






「…海より、そっちがいいかな、笑」







そうだよね、Aは
そんな感じ…







裕「だーめ、」





え…






裕「サーフィンやるの」




「…裕…太？」





裕「一緒に、サーフィンやるよね？三人で…」







裕「ね、A？」

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