64 ページ14
太「Aは、玉を愛してるんだね」
.
.
.
私は、今日
その事を、確認したくてここまで来た
自分自身の太輔への気持ち…
裕太への想いを
きちんと確かめたくてここに来た
「…私は…」
.
.
私だって…
わからずにいた
自分自身の気持ちが…
ゆらゆら揺れてる自分の気持ちがわからなかった
けれど
太輔にこの身体を愛されて…
あの頃と違う自分に気がついた
何も感じない身体
まるで感覚がなくなったみたいに麻痺した身体
その身体は…
太輔、貴方を欲しいとは思わなくなっていた
同じ行為を受けても…
愛がなければ、何も感じないのだと
何も欲しないのだと
たった今、はっきりと分かった
太「自分の気持ちに気付いた?」
.
.
.
優しく微笑んだ太輔
もしかして、貴方は私の気持ち全てを分かっていて
こんなことをしたの?
私に
自分の気持ちに気づかせる為に?
太「分かったなら…」
太「もう、うちに帰らなきゃね」
「………」
太「…玉の待つあの部屋に…」
.
.
.
「…私は…」
「…帰らない、もう…」
太「?」
「…あの部屋には、帰らない…」
太「何、言って…」
「…私には」
「…裕太と一緒に生きる資格はない…」
「…ないのよ…」
252人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トウコ(プロフ) - yk717miraiさん» 暫し現実を離れてお話の世界に…それが、私の理想です。苦手な展開もあるかもしれませんが、嫌でなければお付き合いくださいませ^_^ (2019年10月1日 7時) (レス) id: 766bda6b5d (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai(プロフ) - 今読んで本当にホットしました。良かったです。 (2019年9月30日 12時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai(プロフ) - 間違ってもこの後裕太さんが激怒して何かすると言う展開はないでほしいです (2019年9月29日 23時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - yk717miraiさん» いつも読んで頂きましてありがとうございます…m(_ _)m (2019年9月29日 14時) (レス) id: 766bda6b5d (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai(プロフ) - このまま是非裕太さんと幸せになってほしいです。この後不幸が起こらずに★☆★ (2019年9月29日 14時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トウコ | 作成日時:2019年9月25日 8時