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裕太side
裕「行ってらっしゃい…」
「…ん、」
仕事に行くとなったら、先に部屋を出なければ
いけないのはAの方だった
裕「送ってこうか？」
「…ふふ、大丈夫…」
裕「そっか…」
やっぱりもう少し二人でいたかったな、って
後悔…
ただでさえ、俺は仕事が不規則なんだし
Aが部屋にいてくれた方が一緒にいれる
そんな俺の気持ちに気付いたAが、
すぐに俺に声を掛ける
「夕飯、作っとくね…何がいい？」
ちゃんと私は、ここに帰ってくるよ…
って、俺を安心させてくれる
「…お肉？朝が和食だったから…洋食がいい？」
お留守番する子供を不安にさせないように悟す、
お母さんみたい
裕「何でもいい…」
仕事に行っていい、って言ったのはついさっきで
俺なのに…それでも、もう寂しくなってる
「…玉森さん…」
そんな気持ちもAはお見通し
「…やっぱり….うちにいる？」
これじゃ、ガヤと同じじゃん
Aを信じられなくて、Aを閉じ込めて
好きなこともさせてやれない…ガヤと同じ
「…待ってよっか？」
スカーフを巻いた首元には、ガヤがつけた傷跡が
まだ痛々しく残ってる
ガヤが…Aを縛…ろうとした証
俺も一緒なのか
ガヤと
同じようにAを見えない囲で縛…るのか
.
.
.
いや、
俺は…ガヤとは違う
俺は…
裕「行っといで、お仕事…」
「玉森さん…」
裕「俺も午後から仕事だし…今日は帰りも遅いんだ
Aが一人でここにいるのも心配だし」
「帰り…遅いの？」
裕「ん、今日は夕方からはソロの仕事なんだ…」
「…そっか…」
裕「でも…必ず夕飯は食べるから…笑」
「…ん、作っとくから…一緒に食べよ？」
裕「先に食べていいよ、遅くなるし…」
「待ってる…」
ほら、そうゆうとこも全然変わってない
前と一緒
いつも何時になっても、俺の帰りを待っててくれた
裕「わかった…」
「…じゃあ、」
「行ってくるね…」
玄関に立ったA
いつも仕事に行く時のラフなスタイルにスニーカー
髪を一つにまとめ、首にはスカーフ
裕「A…」
「…ん、」
裕「来て…」
その身体をゆっくり引き寄せ、抱きしめた
裕「愛してる…A」
.
.
裕「愛してるからね…」
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トウコ(プロフ) - Sayakaさん» おはようございます！今朝も読んで頂けて嬉しいです。そうですね、そろそろ全てが明るみに出て主ちゃんが結論を出す日が来るのかな…？また、よろしくお願いいたします^_^ (2019年8月3日 8時) (
レス) id: 766bda6b5d (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - 好きな人が被って脈がないとわかったら、すぐに諦める人は多いよね(^_^;)2人に愛されたら嬉しくなるけど、どちらかを傷つけちゃうよね(>_<)全部を知った主ちゃんはどうするのか気になっちゃいます！選択肢も何個かあると思うので… (2019年8月3日 7時) (レス) id: 02e56c4913 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - Sayakaさん» 確かにそうですねー、玉ちゃん自身も"引く"って言ってますよね^_^お話では妄想妄想、笑。二人に愛されたいな…などと思いながら描いてます。これからもよろしくお願いいたします^_^ (2019年8月2日 19時) (レス) id: 766bda6b5d (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - なんとなくのイメージなので参考になるかは…(^_^;)玉森くんはメンバーの彼女を好きでも、脈がないと思うと諦めるのが早そうな感じもしちゃいました(・・;) (2019年8月2日 7時) (レス) id: 02e56c4913 (このIDを非表示/違反報告)
トウコ(プロフ) - Sayakaさん» おはようございます、今日も暑いです！そっか、ガヤたんは押しますかね、参考にします。また、よろしくお願いいたします^_^ (2019年8月1日 8時) (レス) id: 766bda6b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トウコ
| 作成日時：2019年7月21日 9時
