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裕太side
渉「あ、ごめ…」
渉「裕太は…気にしないで…
普通にしとけば、いいからさ…」
裕「ん…」
渉「悪いな、心配かけて…」
裕「いや、全然…、仲間…じゃん…」
.
.
渉?
渉「だよな、仲間…だよな…」
何、その沈黙と、意味深な言い方
渉「俺たちは仲間…みんな、互いの幸せを
願ってるよな…」
裕「……あぁ…」
渉?
何を考えてる?何を言おうとしてる?
裕「渉…」
渉「じゃあ、明日な…
明日は、みんなで撮影だぞ、新曲初だからな…」
いつもの渉…か、
裕「ん、…おやすみ…」
渉「お疲れ、おやすみさん…」
.
.
電話をする前、Aの居場所を聞く為に
電話する前より、格段に頭が混乱して更に
疲れた気がした
渉は…何か気づいてるのか
太輔は、今も彼女を愛してるのか
そして
彼女も…Aも…太輔を今も?
.
.
今頃、二人は何をしてるんだろう
窓辺に立つと空は真っ暗、月も星も見えない
この空をガヤはいつも一人で見つめてたのか
Aを想いながら
そして、涙を流したのか
.
.
.
ガヤは、まだAを想ってる
Aは…?
Aはどうなんだろう?
彼女も、まだガヤを好きなんだろうか
俺は…どうしたらいい?
.
.
もし仮に、もう一度、力尽くで彼女をガヤから
奪い返したとしたら…
ガヤはどうなるんだろう?
Aはどうするだろう?
俺とガヤの関係は?キスマイは?
.
.
.
俺は…どうすれば
.
.
気がつくと
頬が濡…れていた
俺…泣いて…
今度は…
今日からは…泣くのは俺の番なのか
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作者名:トウコ | 作成日時:2019年7月5日 4時