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太輔side

結局、Aの足元を汚したのは
俺の白く濁った欲の塊だった




俺に突き上げられているうちに
痛みと拒絶感で意識を失ったA




愛しい人の身体から、自身を離すと
俺の淀んだ欲は、Aの白くて綺麗な太ももを
たらたらと流れ足元に落ちた













!!





手を緩めたと同時に崩れ落ちたA



上はルームウエアを着たままなのに

下は…淫…らな醜態














!!






太「う、ッ!!」





その姿を見て、激しい吐き気を催した




気持ち悪い…












!!






太「う、ぇッ!」




俺は…汚い

そして、Aも汚い…




俺たちは汚いんだ







.






.







キッチンで倒れたAの横で、俺は
吐くものがなくなっても嗚咽し続けた





愛してるのに


Aを愛してるのに




この半年間

ずっと、待ってたのに








二人で食べて、眠って、愛し合って生きていく

半年前と同じ、幸せな二人の生活を待ってたのに
どうしてこんなことに








ダメなのか

やっぱり、俺たちはダメなのか


もうやり直せないのか







.







.








.







好きなのに


Aが好きなのに




どうして俺は…許せないんだ





許そうと思ってた

失うことの辛さなら嫌というほど味わってきた






もう、離れるなんて出来ない





出来ないはずなのに







.







.







.







.







A









一生に死のうか



やっぱり、それしかないみたい






ね、

一緒なら、怖くない





.






.








睡眠薬なら、山ほどある






まず、最初に…

君から






そうだ、あのベビードールを着せて

二人のベットで







君から






.







.







.








大丈夫

一人になんてしないから





俺もすぐに行くよ





寂しくない

寂しくなんてないよ






だから

ほら…いい子だね





俺の言う通りにして



ただ、その傷だらけの首筋をほんの少し
締め付けるだけ





それで、楽になれるよ





.






.













!!

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設定タグ:キスマイ , 玉森 , 藤ヶ谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:トウコ | 作成日時:2019年7月5日 4時

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