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太輔side
太「もう、いい?」
シャワーの音が終わるのを待って声をかけた
「…ん、」
ドアを開けると、半年前と同じように
湯船に肩まで浸かったAが、壁を向いて
座ってる
思わず、顔が綻ぶ
変わってない
半年前の当たり前が、ここにある
Aが湯あたりしないように
ささっと、シャワーを浴びて湯船へ
「太輔、身体にボディソープが…」
微かに浮いた身体
紅く火照った白い膨らみが露わになる
太「……ぁ…」
ついさっき、いっぱいキスした膨らみのはずなのに
こうやって見ると赤面する
つくづく、ちっちゃいな、お…っぱい
可愛いけど
「何、見て…!?」
「きゃ、」
一人でパニックになるAと一人で赤面してる俺…
笑
太「入ろ」
「…きゃ、太輔ッ!」
ちゃぽーん
ベッドも、そうだけど
何でこんなにバスタブでかい部屋を借りたんだろう
もっと小さくていい
ぴーったり、身体を貼り付けなきゃダメなくらい
狭ーい狭ーいバスタブで良かったのに
「…太輔、ったら…近いよ…」
後悔しながら
バスタブの半分を使って、Aに近づく
太「いいじゃん、癒してよ…」
「でも…」
太「自宅スパでしょ?」
「スパは広いよ…笑、こんなに近くないよ…」
太「ねぇ、A…」
「…ん?」
太「頼みがあるんだ…」
「…何?」
太「舞台終わるまででいいから…」
太「ずっと…側にいて欲しい…」
「…?側にいるよ…ずっと…」
太「ちがくて…その…」
「…?」
太「俺と一緒にいる時間を最優先して欲しいんだ」
「…どういうこと?」
太「んと…」
「?」
太「店、休んで欲しい…」
「…?お店を…休む?」
太「舞台が終わるまででいいんだ、
一緒にいられる時は、いつも一緒にいたいんだ」
太「ダメかな?」
「太輔…」
太「自信がないんだ…不安なんだ
新しいことばっかりで…だから…」
太「側にいて欲しいんだ、Aに…」
太「お願い…」
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作者名:トウコ | 作成日時:2019年7月5日 4時