92 ページ11
太輔side
君の為に買ったベット
肩が触れると眠れない、なんて言ってたのは
俺なのに、不思議とAと一緒だとよく眠れた
肩どころか…
寧ろ、Aと触れ合ってないと眠れなかった
腕枕して、腕の中
君の顔が、胸に埋まり、髪が頬を擽り
温かくて幸せな時間
それが、このベッドの上
.
.
そのベッドの上に、崩れ落ちたAを横たえ
俺の所に帰ってきた彼女を見つめる
.
.
昨日、店に出勤したままの服装だね
雨に濡…れたままだったのに
その格好で、コンビニに行ったの?
ダメじゃん、着替えなきゃ
汗だって、かいたでしょ?
.
.
クローゼットの中には、俺がAに着て欲しくて買った部屋着が並んでる
普段良く着てくれたのは、シンプルで露出の少ないヤツ
奥の方にあるのは、見るなり拒否された
クローゼットの床にショップ袋のまま置かれたこれなんて、袋を開けるなり「や!」って赤面して突き返されたな
可愛いのに…
薄いブルー、レースのベビードール
ね、A
今日はさ、Aが戻ってきた記念日だから
いいよね、これにしよ
「……ん、ッ…」
白いシーツの上
仕事着のコットンシャツのボタンを1つ、また
1つ外していく
半年ぶりのAの身体
愛しい人の身体
シャツを剥ぐと、あの頃と一緒
白いキャミソールに、ちらっと見えるのは
白いブラ
下も…脱…ご
雨に濡…れたでしょ?
ホックを外して、細身のデニムを脱…がす
すぐに露わになる、白いショーツ
「……ン、ッ…」
「………ン…んっ…」
デニムを下ろすと
起きた訳じゃないのに、ぎゅと閉じられた太もも
そゆとこまで可愛くて堪らない
このままでも…いいくらいだね
今日は蒸し暑い
目の前に横たわる愛しい人の身体
何度、夢に見ただろう
君がこの部屋、このベッドに戻ってくる夢
白い肌、華奢な腰、長い手足
綺麗な首すじ、鎖骨
A…
着替えさせてあげようと思っただけなのに
俺は…
俺の身体は、なんでこんなに熱いの?
ジンジン
ジン…ジン
熱を帯びていく下半身
何度も夢見て
何度も想像して抱…いた身体
その身体が…
今、目の前にある
177人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トウコ | 作成日時:2019年7月5日 4時