折り方3。 ページ5
たしかに、今は行くところがない。でもこんなにして貰っていいのかな…
カメラ「大丈夫ですよ!私は全然迷惑じゃありませんし、行くあて探しは手伝います。それにしつこく質問して泣かしちゃいましたし。」
『…じゃあ、少しの間ですが、よろしくお願いします。』
カメラ「はい!よろしくお願いしますね、あとAさん、敬語は外してくれませんか?私は癖なんですが、敬語で話されるとちょっと喋りにくいので。」
敬語外すのか…できるかな、私敬語なしで話すのには少し抵抗があるけど。
『…カメラさん、って呼んでもいいで…いい?』
これが限界。
カメラ「はい、大丈夫ですよ!…ところで今日の夜の事なんですが、非常に申し訳ないことにこのボロい所寝てもらうことになるんですけど…眠れますか?明日にはちゃんとした家に行けますので。」
『うん、全然大丈夫だよ。』
カメラ「そうなるとどうしましょうかねぇ。寝るにはまだ時間がありますし、…そうだ、映画鑑賞しましょう!私実は映画が大好きでたくさん借りて(撮って)きてたんですよ! B級アクションとか、Aさんが気に入るものもきっとありますよ!」
『…ちょっと見てみたいかも』
カメラ「じゃあB級ホラー映画から…」
〜一時間後〜
『ふ、ふふっ!この人、絶対…「ダメですよ!わかっていてもちゃんと待つんですっ!B級映画はそこがミソなんですよ!」
〜二時間後〜
『スゥ…スゥ…』
カメラ「Aさん次はこの映画を…寝ちゃいましたか」
〜カメラ男side〜
流石に疲れが溜まっていたようですね。まだまだ見せたい作品が残ってたんですけど…まぁまた次の機会ですね。えーっと明日になったらちゃんとうちに連れて行って、あっご飯どうしましょう、服とかは絶対にないですし…………明日になったらまた考えましょう!
Aさん、おやすみなさい。いい夢見てくださいね。
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作者名:tonutane | 作成日時:2021年9月18日 2時