友として❀♦✿♦ ページ31
シリウスside
汽車内で席をジェームズと探していた時
空いているなら入らせてくれと頼んだコンパートメントにいた
俺とはまた違った綺麗なストレートの黒髪
自然を詰め込んだような鮮やかな緑の瞳の女子
その女子､Aに俺は心奪われた
けれどAの想い人は既にいるのが一目でわかった
コンパートメントに俺らが割り込んだ時
お互いが熱を灯した瞳で見つめ合っていたから
もう俺に勝ち目はないだろう
そうして俺の､一瞬の初恋は幕を閉じた
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そう思っていたのに､2週目の人生をまた同じ仲間とやり直し
別の所に生まれてしまったAを迎えに行った時
あいつは記憶がなくて
でも記憶がない代わりに別の知識が詰め込まれていたAは
1周目で会った時とはまた違っていて
馬鹿な俺はまた心を惹かれた
どう頑張ってもリーマスに勝てやしないのに
また実らない､否実る暇すらない恋に俺は苦しめられる
シリ｢A…幸せか？｣
A『勿論､大好きな人を夫に迎えて
親友達に祝ってもらえるんだから』
リマ｢それに親友代表でシリウスのスピーチもあるし
僕もAも楽しみにしてるよ｣
シリ｢…そうか
じゃあ思いっきり祝ってやるよ！！｣
Aはほんとにずるい奴を相手に選んだ
本当に初めてあった1周目の頃思った
俺に比べて全て劣っているように見えて
全て俺の上をいくリーマス
自分勝手で横暴な俺と違って
思いやりに溢れ優しいリーマス
Aの小さな変化にも瞬時に気づき対応できるのは俺じゃなくリーマス
上げていけばキリがない
妬むことすら許してくれない程
Aの事を1番にわかっている男
勝ち目なんてハナからないのに抵抗しようと､隙をつこうとしていた意地汚い自分とは今回こそおさらばだ
これからは精一杯､お前らのサポートをさせてくれ
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個人的にシリウスこんな時
本人達や周りに言わず自己完結してそうなイメージがありまして…
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トノン(プロフ) - そう言っていただけて嬉しいです！解違のリーマスは可愛いベクトル高めで( •̀ω•́ )و (2023年2月5日 4時) (
レス) id: 90c86518f8 (このIDを非表示/違反報告)
とちおとめよりあまおう派(プロフ) - 可愛いリーマスが見れて最高です (2023年2月5日 0時) (レス) @page12 id: 08dec840b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2023年1月11日 2時
