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2年生に無事上がりまた貴方と同じクラスで、近づいた距離と思いに嬉しくなって見ないふりしていた。
貴方は、みんなの太陽のような存在で私はそれを見つめる向日葵だということを。
秋頃、有名なあの子と貴方が付き合っているという噂が流れた。
どこからともなく流れたそれは、否定されるわけでもなく本当かどうかもわからないまま時間が経った。
冬ごろには、学年のほとんどの人間が付き合っていると思っていた。
自分もそう思ってキミと距離を取った。
彼女がいる人といるのは、よくないとそう思って。距離を取ってもキミは何も言わなくって。
やっぱり、単に仲の良い女子というだけだったのだとわかり辛くなる。
なんの因果かはわからないが、キミとは三年間同じクラスで。
でも、関わることは無くなって。
ポッカリと心には穴が空いたようなそんな気持ちになる。
卒業して、大学に進学しキミと会わなくなっても気持ちが消えることがなくて。
入学した大学では、初めて彼氏もできたけど忘れられなくって付き合っては別れてを幾度と繰り返した。
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作者名：トンカチ | 作成日時：2023年8月31日 4時
