肆-32 ページ32
天元side
半年に一度の柱合会議
この場を借りて、ある柱にどうしても話したい事がある
Aの事についてだ
そう、俺が話を聞きたいのはあの最年少の…
「よォ時透！！半年ぶりだな！！｣
「えっと…宇髄、さん｣
俺が派手に頭を撫でてやると、地味に不満そうな顔をして派手に乱れた前髪を直す時透
「早速だがお前に聞きてぇ事がある｣
俺はこいつの身長に合わせて屈み、小声で尋ねた
「この間…Aと一緒に泊まっただろ｣
「そうだっけ…それがどうかしたんですか｣
時透は首を傾げた
さてどうする…やはり聞くのを踏みとどまってしまう
ここまで干渉するのは良くないかもしれねぇ
でもAは俺にとって娘も同然なんだ、気になるに決まってる
それに、Aに聞くのは少し違うだろ…？
よし腹は括った…！
「まさかとは思うけどよ！｣
俺は核心をついた質問を投げかけた
「…一緒に寝たか？｣
やはり踏み込みすぎか…？
こんなこと聞いたら警戒されるかもしれねぇ…
「寝ましたけど｣
「…｣
マジかよ
おいおい本当か？やっぱりそうなのか？
…人に全く興味を示さない時透と、超純粋で清廉潔白なAが同衾…？
すると、煉獄が相変わらず溌剌とした声で俺に話しかけた
「宇髄！！渋い顔をしてるが、どうしたんだ！！らしくないな！！｣
「いや緊急事態なんだよ…おい待て時透、煉獄の陰に隠れるな｣
俺から静かに離れていく時透に、もう一度詳しく聞き出そうとしていると、隠が鬼殺隊士を一人背負って運んで来たのが見えた
「ん？誰だあれは…傷だらけじゃねぇか｣
俺が呟くと、事情を知ってるらしい胡蝶が説明した
「あの子は新人隊士の竈門炭治郎君です。鬼を庇った事を裁かれる為ここまで連れてこられたんですよ。ねぇ、冨岡さん｣
「む！よもや、その様子だと冨岡もなのか？！｣
「…｣
鬼を庇ってか…派手派手だな
その隊士は俺たちの目の前で眠ったまま地面に降ろされた
「起きろ、起きるんだ、起き…オイ｣
俺たち柱が近寄ると、隠がその隊士を起こそうとした
「オイコラ！やいてめぇ！やい！！｣
それでもそいつは意識が戻らない
見た所、任務明けか？怪我がかなり目立つ
「いつまで寝てんだ！！さっさと起きねぇか！！｣
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みやび(プロフ) - ずっとずっと待ってるので大丈夫ですよ！🎀 (4月14日 22時) (
レス) @page50 id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ(プロフ) - ゆっくりで大丈夫ですよ！更新されたら皆また読みに戻ってきますよ✨✨ (4月12日 1時) (レス) @page50 id: 4db17488dc (このIDを非表示/違反報告)
みやびりじゅ(プロフ) - みやびさん» なかなか更新できておらず申し訳ありません😢読んでくださってありがとうございます！ (1月30日 23時) (レス) id: 00121ded6d (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 久々の投稿ありがとうございます🥰 (1月24日 0時) (レス) @page47 id: a01fa8ae4e (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - みやびりじゅさん» 仕方ありませんね💦来年の楽しみに取っておきますね！頑張ってください (11月8日 18時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みやびりじゅ | 作成日時：2023年7月9日 21時
