俺の隣のすとーかーちゃん番外編２ (ページ29)

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翔ちゃんの顔が近づく。

「俺は翔ちゃんのココロもカラダも、欲しい」

「欲張りなやつ」

翔ちゃんの唇が俺の唇に触れる。

「うん。俺は欲張りなの。でも翔ちゃんも」

「ん？」

「俺のココロもカラダも欲しいでしょ？」

翔ちゃんの瞳が艶やかにきらめく。

「欲しい・・・雅紀が、欲しい」

翔ちゃんの唇が俺に触れる。
そのまま翔ちゃんの舌が、強引に俺の中に入ってくる。
翔ちゃんがこんなに素直に俺を求めてくるのは、珍しい。
キスしながら、翔ちゃんの手が俺の腹を直に触る。
その手が上に這い上がって、カリ、とそこを軽く引っかかれた。
途端に翔ちゃんが欲しいって事しか頭になくなって、ゆっくりと体勢を変えた。

「え？まさ、き？」

ソファーに倒れた翔ちゃん。
そこに覆い被さる。

「翔ちゃん」

「え？ここで？」

「うん。ダメ？」

「だっていつもベッド・・・」

「大丈夫。ここにあるから」

俺は手を伸ばして、テーブルの上にある物を取った。

「それ、ハンドクリームじゃ」

「違うよ」

それのキャップをパチンと開けて、ちょっと中身を出した。
翔ちゃんの口が開いてる。

「ば、ばか！何でそんなの」

「翔ちゃんとどこでもしたいから」

「ばか！そんなのしまっとけ」

翔ちゃん、バカバカ言い過ぎ！